3:結婚前に「価値観のすり合わせ」をしておく
仕事について
「結婚後も仕事を続けるのか」「相手はどのように思っているのか」「転勤になったらどうするのか」など、お互いの希望や意見を確認しておきましょう。
家事分担について
結婚後、「家事はどのように分担するか」「どんな家事が得意か」「現実的にできること、できないこと」などを話し合う。また、子どもが生まれてから育児分担についても同様に話し合うことが大事です。
お金について
「どちらが家計を管理するか」「財布は一緒か、別か」「お小遣い制にするか否か」「貯金はいくらずつするか」「借金はあるのか」など。お金のことは言い出しにくいと言う人もいますが、きちんと話し合うことで結婚後の経済的不安をなくすことができます。
子どもについて
「子どもがほしいか否か」「結婚後すぐにでもほしいのか」「もし、子どもを授からなかったらどうするか」「不妊治療をするか否か」など。
なかには、結婚すれば自動的に子どもを授かると思い込んでいるカップルもいます。ほしい時期を決めていても、思い通りにはいかないこともあるということを視野に入れて話し合っておきましょう。
住居について
「新居の場所は何処にするか」「希望の間取り」「マンションか一戸建てか」「賃貸か購入か」など。
両親について
「お互いの実家への帰省の頻度」「介護が必要になったらどうするか」「付き合い方の距離感」「将来的に同居を希望しているか否か」なども話し合っておきましょう。
4:「産後クライシス」をお互いに理解しておく
産後クライシスとは、出産によってホルモンバランスが崩れることで起こるイライラや精神不安の影響で、良好な夫婦関係が保てなくなる現象です。
出産によって、どんな心身への影響が出やすいのかを“お互いに”理解しておくことでムダなケンカが減り、気持ちへの理解も深まります。
5:「話さなければ伝わらない」ということ
「話さなければ伝わらない」のは当たり前のことなのに、結婚して夫婦になると「言わなくても察してよ」という気持ちが強くなるのはなぜなのでしょう。
これは、怠慢としか言いようがありません。
大事なのは、自分が言いたいように言うのではなく、“相手に伝わるように話す”ということです。
まとめ
今回は「円満な結婚生活」のために知っておいてほしいこと5つをお伝えしました。
実は、細かくいうとまだまだあるのですが、ここでは“基本的なこと”をお伝えしています。
「結婚はゴールではない」ということは誰もがわかっていることでしょう。
結婚後の新たなスタートを切るためには、結婚前に“確かめ合うこと”が何よりも大切だということを心に刻んでいただき、円満な家庭を築いていただけたら嬉しいです。