趣味が同じでも「好みが違う」場合はどうするのが正解?

一口に「映画好き」と言っても、好きなのは洋画か邦画か、観るジャンルはアクションかホラーか、「どんな楽しみ方をするか」は千差万別ですよね。

根本の興味は同じだけど好みはそれぞれ違う、はどんな趣味でもありえることで、そこをお互いにどう受け入れていくかを順調な交際では考える必要があります。

今回のケースでは、相手の好みに合わせる一方になったのがストレスの原因です。それを女性は「でも、愛情があればそうしますよね」と話していました。

彼氏が観たがるものを自分も受け入れるのは確かに愛情の証ではありますが、一方で自分には合わせようとしない彼氏に窮屈さを感じており、女性のなかでは「対等なお付き合いでない」という実感が強かったのが伝わります。

好みが違うこと自体が悪いのではなく、片方だけが合わせるのを当然とされると、やはり居心地のいい時間は過ごせません。

彼氏は自分の好みを拒否せず受け入れてくれる彼女の気持ちを考えるべきだったし、それに甘えず女性の好みにも付き合う心の姿勢が必要でした。

もし交際の途中でこんな相談を受けていれば、「おうちデートのときに観る映画は交代で選ぶ」などルールを設けることを提案したかもしれませんが、パートナーの在り方をちゃんと見ず自分の好きなものにこだわる人の場合、それでも衝突を避けられなかった可能性はあります。