はい。今回は、毎公演、「チャレンジ」ができるような感じではないのかもしれません。

ーーというと?

これまでの舞台と同様に、「毎公演、違うものを観せたい」という意識(第36回第38回)でいますが、たぶん今回は、ある程度固定されたお芝居をすることになるのかな? と、思ってます。

ーー「サンディー」という役柄が、そういう設定だから?

そうですね、役柄的に、かな。「サンディー」は、ありのままの宮澤佐江で生きられる役ではないと思ってます。今まで経験した役柄でいうと、『ピーターパン』のタイガー・リリーに近いかもしれません。

公演時間の間は、ずっと役を背負っている感覚になりそう、というか。これまで経験した、

『クザリアーナの翼』のコルリ役
『AKB49』の浦山実と、みのり役
『王家の紋章』のキャロル役
『TOKYO TRIBE』のスンミ役
『朝陽の中で微笑んで』の北岡紗良役。

どの役柄も、ほとんど、ありのままの自分で臨めた役柄だったけど、今回はそうではないのかな、と、自分的に思っています。

ーーキャラクターの設定がしっかりあって、それに自分を近づけていく感じ?

そう! そうです。そういう意味で、『ピーターパン』のタイガー・リリーに近いと思うんです。

ーー型のはっきりしたなかで、変化を出したり、磨き上げたりしていくのは、それも大変な作業だと想像しますが、大変な分、やりがいも大きそうですね。

はい、すごくあると思います。

今回も、毎公演楽しく、自分自身が新鮮な気持ちで楽しめるために、自分の中で、どんな目標を立てていくか。それが大切だと思っています。

ーー佐江ちゃんにとって、新たな挑戦とも言えそうですね。どんな「サンディー」が観られるのか楽しみです。

ありがとうございます!

前回も話しましたが、『ZEROTOPIA』、すごいです。

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