はい。今回は、毎公演、「チャレンジ」ができるような感じではないのかもしれません。
ーーというと?
これまでの舞台と同様に、「毎公演、違うものを観せたい」という意識(第36回、第38回)でいますが、たぶん今回は、ある程度固定されたお芝居をすることになるのかな? と、思ってます。
ーー「サンディー」という役柄が、そういう設定だから?
そうですね、役柄的に、かな。「サンディー」は、ありのままの宮澤佐江で生きられる役ではないと思ってます。今まで経験した役柄でいうと、『ピーターパン』のタイガー・リリーに近いかもしれません。
公演時間の間は、ずっと役を背負っている感覚になりそう、というか。これまで経験した、
『クザリアーナの翼』のコルリ役
『AKB49』の浦山実と、みのり役
『王家の紋章』のキャロル役
『TOKYO TRIBE』のスンミ役
『朝陽の中で微笑んで』の北岡紗良役。
どの役柄も、ほとんど、ありのままの自分で臨めた役柄だったけど、今回はそうではないのかな、と、自分的に思っています。
ーーキャラクターの設定がしっかりあって、それに自分を近づけていく感じ?
そう! そうです。そういう意味で、『ピーターパン』のタイガー・リリーに近いと思うんです。
ーー型のはっきりしたなかで、変化を出したり、磨き上げたりしていくのは、それも大変な作業だと想像しますが、大変な分、やりがいも大きそうですね。
はい、すごくあると思います。
今回も、毎公演楽しく、自分自身が新鮮な気持ちで楽しめるために、自分の中で、どんな目標を立てていくか。それが大切だと思っています。
ーー佐江ちゃんにとって、新たな挑戦とも言えそうですね。どんな「サンディー」が観られるのか楽しみです。
ありがとうございます!
前回も話しましたが、『ZEROTOPIA』、すごいです。
-
[最終回]「ミラチャイ」連載は「人間味のある宮澤佐江」を作った"ホーム"で"チャレンジ"できる場所&芸能活動を一時休止する理由とできた目標
佐江ちゃんにとって「ミラチャイ」は、「ホーム」のような感覚だった。なぜ今、お休みをするのか、ありのままの思いを話してくれました。約6年間、200回を超える連載の最終回です。
-
[第51回]宮澤佐江「ミラチャイ」連載の6年、200回も続いた理由がインタビューでみえたー仕事、境遇、思いに向き合う
48グループと舞台。2本の軸を歩むなかで出会った人たちが、佐江ちゃんにもたらした、卒業後の大きな変化とは。「ミラチャイ」連載を彩った数々の写真やエピソードで当時を振り返っていくと、約6年にわたる長期連載になれた理由が見えてきました。
-
[第50回]宮澤佐江と「ミラチャイ」連載の6年、200回以上を振り返っていくーやっと笑って話せるあのときのこと
どんなに時間が経っても変わらない、佐江ちゃんの「根っこ」にあるものとは。48グループを出てわかったこと。今、やっと笑って話せるあのときのこと。最終回に向けて、さらに尽きないお話です。
-
[第49回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間ー「出会い」と「別れ」さみしさと楽しさ
「これまでやってきたことの答え合わせが、今、できている」。2016年7月の新連載開始から現在まで、『朝陽の中で微笑んで』、公演中の『ZEROTOPIA』など、佐江ちゃんの約2年を振り返ります。
-
[第48回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間【大切なお知らせあり】
2年前の7月、リニューアルして再スタートした「ミラチャイ」連載。『王家の紋章』初演にはじまり、現在公演中の『ZEROTOPIA』まで。舞台とともに駆け抜けた、佐江ちゃんの2年を振り返ります。