夏バテ予防に摂りたい食材

夏バテによる疲れ、食欲不振、消化機能の低下などの不調に働きかける食材を4つご紹介します。

1.ウナギ

ウナギは気力・体力増強の働きがあり、疲れている、だるい、やる気が起きない気分のときにおすすめです。血行促進、疲労回復にも役立ちます。

ただし、脂がのっているため、消化に時間がかかり、胃腸に負担をかける可能性があります。食べるときは、山椒などの消化を助ける薬味を一緒に摂りましょう。

2.なす

なすはからだの余分な熱を冷ます作用があり、夏バテ対策にぴったりの食材です。食欲不振や胃もたれを改善し、むくみの解消にも役立ちます。

ただし、食べ過ぎることでおなかを冷やす心配があるため、しょうがやねぎなどのからだを温める薬味を加えるといいでしょう。

3.トマト

トマトは体内の水分を作る手助けをしてくれます。とくに夏場は、のどの渇きを潤すのにピッタリの野菜です。また、消化不良や食欲不振の改善にも役立ちます。

さらに、トマトの抗酸化作用は、がんや動脈硬化といった病気の予防にも役立つことが知られています。

4.ゴーヤー

ゴーヤーはからだの熱を冷まし、熱中症や目の充血、喉の渇き、腫れ物の改善に役立ちます。また、ゴーヤーには血糖値やコレステロール値を下げる効果もあります。