[第40回]宮澤佐江・SNH48広州コンサートの裏側＆メンバーの成長を実感した瞬間

――コンサート終了後の佐江ちゃんのSNSにも、「歌って踊って楽しかった！」ってコメントされてましたね。

ハイ！ このほかにもメンバーの成長ぶりがホントにスゴくて。先日、メンバーと出会ってちょうど1年になるタイミングで日テレの『NEWS ZERO』さんで自分の1年間を振り返った映像が放送されたんですね。

日テレさんには、これまでも2回ぐらい密着取材を放送していただいていました。広州に行く前には、それを見てから行ったんですが、見てよかったなって。メンバーのみんながすごく成長しているのが分かったんです。

――成長ぶりは、特にどんなところで感じましたか？

たとえば、「出ハケ」といって、出てくる場所やハケる（退場する）場所とか、リハーサル現場ではできない、会場に行ってみて初めて分かることってたくさんあるんですね。そういうことにも現場ですぐに対応できることにまず驚きました。

私やまりやんぬ（※SNH48留学生・鈴木まりやちゃん）は、当日急に振りが変わったりしても慣れているので対応できると思っていたんですが、みんなは初の大きい場所で、ミスが多いんじゃないかって思っていたんですが、全っ然ミスもなくって!!!

劇場で披露している曲でも、劇場と違う場所に行くと広さが違うので、立ち位置が広くなったり狭くなったりするんですね。それもすぐ対応できるようになっていたので、ウワァーーー!!! すごい成長だなぁって。

先生や私達が言ったことも次には必ずできてるし、記憶力も素晴らしくって。本当に1年で変わったなぁって、それがスゴくうれしかったですね。

――メンバーのみなさんに本格的にスイッチが入ったということでしょうか。

きっと、歌うことや踊ることにやっと慣れて来たんじゃないかなと思います。1年前は踊りを注意したら歌が、歌を注意すると踊りができなくなったりしてたのが、今では目も耳も使って、動きながら同時にいろんなことができるようになって、吸収が本当に早いんです。

だから、“劇場公演の大切さ”ってこういう所に出てくるんだと思います。同じことを毎日することの大切さっていうか。劇場で休演メンバーが突然出た時に穴を埋めたりする経験や、いつも同じことをしっかりやっているからこそ、一歩外へでてもすぐ対応できるんだと思います。