――そうですねぇ。佐江ちゃんが今おっしゃったことは色んな世界に通じることですよね。日々の小さな積み重ねが気づかないうちに自分の血となり肉となるというか。

ハイ。あと、『フライングゲット』で私がちょっと失敗しちゃったんですが……(笑) 

 『フライングゲット』は、前の3人だけがマイクスタンドを使うんですが、あのマイクさばきをするのが上海で初めてだったんですね。これまでは、ハンドマイクでしか歌ったことがなかったので、スタンドマイクのさばきが難し過ぎて…。

広州ライブでは、大島優子ちゃんのポジションをやらせてもらいました。でも本番で、自分がマイクを倒したところに次のメンバーが来て歌うところで、失敗しちゃったんです。

――そんな失敗談が。そのときメンバーはどうだったんですか?

私が倒したマイクでシャオアイ(陈观慧)が歌うんですけど、シャオアイが「佐江ちゃんが倒したマイクがおかしい!」って気づいて、すぐ自分のマイクで歌い始めたんです!

ウワァー! ナイス、すごいなーって思って。

――スタンドは重かったり、動かしづらかったりするんですか?

んーー、重いんじゃなくて、クルクル回っちゃうんです。なんかコツっていうかテクニックが必要みたいで、練習の時はずっとできてたのに本番になって急にできなくなっちゃって。

「ヤっバーー!!!」って思ったんですが、シャオアイに助けられたので、失敗に気づいたファンの方は少なかったと思うんです……。この時の対応の早さは日本のメンバーと同じぐらいのスピード感でしたね。

歌いながら「シャオアイ、ありがとーーーー!!!」って心の中で思いましたもん。

――頼もしい成長ぶり!

そうなんですよ! 今回上海に行ってる間にはチームSIIとチームNIIのチーム分けが発表されたんですが、モーハン(莫寒)がキャプテンになって、みんなをまとめようとしている姿をリハーサルで見ることもできたし、彼女がキャプテンになったことも、彼女でホントよかったなって思ってます。

――モーハンちゃんはどんなタイプの方なんでしょう?

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