6:持ちものをすぐ壊す
子どものダイナミックな動きとも関連して、持ち物を忘れるだけでなく、早めに壊すという習性も。
「最初からランドセルにカバーをつけていればよかったのですが、買い忘れていたところものの数日でランドセルを傷物にして帰ってきました」(小1のママ)
「ランドセルの扱いが雑! 帰ってきたら投げ捨てる、座る。子供が公園に寄って遊んでいるときに通りかかったら無残に砂利の上に放置されていました…」(小2のママ)
小学校に入学する際の一番高い買い物である大切なランドセルを乱暴に扱うのをやめてほしいという意見は多かったです。
「消しゴムがなくなるのが早いなと思っていたら、消しゴムの消しカスを無駄に出して、のりと混ぜて練り消しを一生懸命作っていたらしいです。もちろん授業中に」(小3のママ)
という申告も。我が家の小学生も消しゴムはなぜか小さくちぎって使うためにすぐどこかに行ってしまい、なくなるペースが早いです。これは小学生のあるあるなのでしょうか…。
7:友達との約束が適当すぎる
これはまさに我が家の小学生もそうなのですが、他のママからも心配する声があがっていました。
「『おやつを食べたら○○公園で友達と約束したから、行ってくる!』と言って出て行ったのに、『誰も来なかった』と帰ってくることがよくあります。そもそも『おやつを食べたら』とか時間もあいまいだし、約束の意味!となっています」(小3のママ)
「遊ぶ約束をしていたはずなのに、相手の家まで行ったけどいなかったとか、目当ての友達とは会えなかったけど公園で会った別の子と遊んできたとか、だいぶゆるい感じで心配になります。
もしかしていじめ!?と思ってよくよく聞くと本人は全然気にしていないし、その後も普通にそのお友達と学校で仲良くしているようだし。お互い、会えたらラッキーくらいの感覚で約束しているのでしょうか?」(小3のママ)
この悩みは学年があがるにつれ少なくなっていく傾向にありますが、それでも男子のほうが「約束の適当さ」には定評があるようです。
筆者の息子も、約束して会えなかったということは何度もあります。「明日○○くんになんで来なかったのか聞いてみなよ」と言っても聞き忘れてくるし、そもそも気にしている様子もまったくなく、その後会話の中でお友達の名前も頻繁に出てくるので、仲たがいしている様子もありません。本当に約束していたのかすら怪しくなります。
とはいえ、友達との約束については、最初はなかなか難しいもの。各家庭でやり方を教えたり、親同士が知り合いであれば連絡を取りあったりなど、見守りながら上手に約束を取り付けられるようになるといいですね。
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魔訶不思議で理解できないことも多いけれど、なんだか笑える男児の生態。周囲の男児たちのトンデモエピソードを知れば、「うちだけじゃないんだな」と思えて心が軽くなるかもしれません。