60年以上愛され続けている人気商品「カンロ飴」。その原材料は「砂糖・水飴・しょうゆ・食塩」のみ。どのご家庭の台所にもありそうな普通の材料ばかりですが、特別な条件で加熱しているため、ひと粒にコクとおいしさが凝縮しているんだそう。
ただなめるだけでもおいしいですが、なんとこのカンロ飴を料理に入れることで隠し味になり、いつもの料理がさらにおいしくなる!とSNSでも話題。カンロ飴が調理に使えるなんて、意外ですよね。
そんなカンロ飴を使ったレシピを多数紹介しているのが、2020年4月にオンライン上にオープンしたレシピサイト「カンロ飴食堂」です。2021年6月には全78種類のレシピをまとめたレシピ本『カンロ飴食堂へようこそ』(小学館刊)も発行されています。
今回は、そんな「カンロ飴食堂」より、暑さが落ち着きアウトドアを楽しむ機会が増える秋に、キャンプやBBQシーンでぜひ作りたい「カンロ飴アウトドアレシピ」を3つご紹介します!
アウトドアでも自宅でも!簡単「カンロ飴レシピ」3選
1:時短なのに煮込んだような本格的な味に!「バターキーマカレー」
材料 ※ 2~3人分
・豚ひき肉 400g
・玉ねぎ 1個
・にんにく(チューブ) 6cm
・ホールトマト缶 1缶
・カンロ飴 6個
・水 150ml
・塩 小さじ1
・カレールー 3皿分
・サラダ油 大さじ1
・バター 15g
・ごはん 3人前
・パセリやパクチー等 お好みで
作り方
1.フライパンにサラダ油を引き、豚ひき肉を火が通るまで中火で炒め、器に取り分けておく。
2.みじん切りにした玉ねぎを、先程のフライパンに入れ少し色が茶色くなるまで中火で炒める。にんにくチューブを加え、さらに2分程炒める。
3. 2にホールトマト缶、水、カンロ飴を加え、トマトを潰しながら混ぜて飴を溶かす。少し水気が減るまで5分ほど煮込む。
4.煮込んでいる間にカレールーを刻む。3に炒めたひき肉、刻んだルー、塩を加え、香りが立つまで弱火で炒める。ルーが溶けたら最後にバターを加えて混ぜる。
5.ご飯にかけて、お好みでパセリやパクチーを添えて完成。
通常でもトマト缶を使ったキーマカレーを作ることが多い我が家。なので、ふだんのカレーと見栄えは同じなのですが、食べてみるとほんのりとした甘みも加わってたっぷりと煮込んだようなコク深い味わい。ひき肉のジューシーさも引き立っている感じがします。子どもにも大好評でした!
飴はいっぺんにたくさん食べることが少ないため、カンロ飴が余ってしまって消費したいときにもぴったりの使用法です。
クミンシードも一緒に加えるとより香りが立つのでおすすめなんだとか。市販のナンを温めてルーを乗せ、チーズと半分に切ったトマトをトッピングするのも合うそうですよ!