「生」なんだもん! もちろん、事故とかはいやですよ。だけど、「いつもとは違ったのかな? 明日はどんなふうになるんだろう??」って、また観たくなるきっかけにもなると思うんです。
ーーそれがあるから、くり返し、観る方がいるんですね。
そうですね。だから、演劇が好きな人は、同じ作品を公演期間中、何度も観たくなるんだと思います。
ーー同じものは二度とない、ですからね。
そう! それは、観る側にとってもそうだし、演じる側にとっても言えることです。「毎公演、まったく違ったものを観せたい」っていう、気持ちで舞台に立つから。「年パス」があったら、毎公演、観てほしいです(笑)
ーー(笑)。「年パス」、いいですね!
例えば、もともと3公演だけ観る予定だったけど、ほかの日の公演も観たくなって追加していったら、結果的に毎公演観ていた、とか。
でもね、自分は舞台に立ちたいと思うから、人がやっている舞台も観に行こうと思うけど、そうではなくても、舞台へ足を運んだり、お金をかけたりすることは、本当にすごいことだと思うんです。
だから、自分のファンもそうですが、ファンってすごいな、ありがたいなって、本当に思うんです。
ーー10回、20回と、同じ作品に足を運ぶ人もいるようです。
そうですね。私のファンのなかにも、そうして来てくれる人がいます。もっと感謝しなきゃいけないな。
ーーチケットの値段も、決して安くはないですからね。
-
[最終回]「ミラチャイ」連載は「人間味のある宮澤佐江」を作った"ホーム"で"チャレンジ"できる場所&芸能活動を一時休止する理由とできた目標
佐江ちゃんにとって「ミラチャイ」は、「ホーム」のような感覚だった。なぜ今、お休みをするのか、ありのままの思いを話してくれました。約6年間、200回を超える連載の最終回です。
-
[第51回]宮澤佐江「ミラチャイ」連載の6年、200回も続いた理由がインタビューでみえたー仕事、境遇、思いに向き合う
48グループと舞台。2本の軸を歩むなかで出会った人たちが、佐江ちゃんにもたらした、卒業後の大きな変化とは。「ミラチャイ」連載を彩った数々の写真やエピソードで当時を振り返っていくと、約6年にわたる長期連載になれた理由が見えてきました。
-
[第50回]宮澤佐江と「ミラチャイ」連載の6年、200回以上を振り返っていくーやっと笑って話せるあのときのこと
どんなに時間が経っても変わらない、佐江ちゃんの「根っこ」にあるものとは。48グループを出てわかったこと。今、やっと笑って話せるあのときのこと。最終回に向けて、さらに尽きないお話です。
-
[第49回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間ー「出会い」と「別れ」さみしさと楽しさ
「これまでやってきたことの答え合わせが、今、できている」。2016年7月の新連載開始から現在まで、『朝陽の中で微笑んで』、公演中の『ZEROTOPIA』など、佐江ちゃんの約2年を振り返ります。
-
[第48回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間【大切なお知らせあり】
2年前の7月、リニューアルして再スタートした「ミラチャイ」連載。『王家の紋章』初演にはじまり、現在公演中の『ZEROTOPIA』まで。舞台とともに駆け抜けた、佐江ちゃんの2年を振り返ります。