1日1分でOK!免疫バテ対策になる「おなか体操」

おなか体操

早速、おなか体操のやり方を教えていただきましょう。

橋本「免疫バテにはストレスや運動不足が大きく関係していますが、それらを解決するのが『口すぼめ呼吸』です。医療現場でも使われているものを簡単にして、誰にでも行いやすくしたのが、このおなか体操です。1日1セットは実践してみてください」

1.姿勢を整える
背中の後ろに壁があるようなイメージで、背筋をまっすぐに。座っていてもOK。

2.鼻からゆっくりと息を吸う

3.お腹を膨らませる
胸ではなく、お腹を膨らませるのがポイント。

4.一時停止する

5.口を細めてゆっくりと吐く。
口をすぼめ、できるだけ長い時間をかけてすべて吐ききる。長ければ長いほどよく、吐ききった後に「はあ……」と疲れるくらいになっていれば合格!

6.2〜5を繰り返し行う。
5回、できれば10回繰り返すと効果的。

免疫バテ対策におすすめの食べ物は?

食事からの対策も教えてもらいましょう。免疫バテにおすすめの食べ物はどんなものなのでしょうか。

橋本「腸の中には100兆個の菌がいますが、悪い菌か良い菌かによって、本人の免疫を左右します。良い菌が多ければ、悪い菌がいてもやっつけてくれるので、良い菌を増やすことが大切です。

そのためには、乳酸菌やビフィズス菌などの良い菌のプロバイオティクスと、そのエサになる食物繊維やオリゴ糖などの摂取をおすすめします。

ヨーグルトやキムチなどの発酵食品のほか、野菜や海藻類、おやつにはナッツなどの木の実がおすすめです。木の実には植物性の食物繊維やたんぱく質、脂質がバランス良く含まれています」

子どもに食べさせるおすすめの方法も教えていただきました。

橋本「野菜嫌いな子どもには、にんじんやたまねぎなど、甘めの野菜が食べやすいので、カレーにしてしまうのがおすすめです。またヨーグルトもおすすめのおやつ。私が開発した『ハシモトマサヨシ』ブランドの粉末ドリンク『乳酸菌V28』を混ぜて食べるのもおすすめです。何歳からでも飲めるように設計していますので、子どもでも安心して利用いただけますよ」

「乳酸菌 V28」は1杯(6g)に、乳酸菌500億個、食物繊維3000mg、野菜や果物30種類、ビタミン・ミネラルを含むりんご酢風味の粉末ドリンク。水で溶かして飲むものですが、氷水やお湯、ソーダ水に溶かしてもOKだそうですよ。

免疫バテに心当たりがあるなら、ぜひ対策を行いましょう。

【取材協力】橋本 将吉先生

株式会社 Gift Circle(リーフェグループ)の代表取締役医師でハシモトマサヨシブランドを運営。東京むさしのクリニック院長として診療に携わる傍ら、医学生のための個別指導塾「医学生道場」(全国9校舎、医師講師数60名)を運営し未来の医師を育てながら、YouTubeチャンネル「ドクターハッシー/内科医 橋本将吉」を通じて一般の方に医学教育を提供。さらに、会員制の医学教育事業「ヘルスケアアカデミー」の運営、メディアへの出演など幅広い分野で活動している。