お正月と言えばおもち。焼きもちやお雑煮はとっても美味しいけれど、最終的には余らせがちなんですよね…。
そこで「おもちアレンジレシピ」を試したいところですが、今回は老舗醸造調味料メーカーの「キング醸造」さんが、とっておきのアレンジレシピを3つ、教えてくれました。
メーカー協力のもと、今回はライターが調理&実食してみました。
まずはじめに…
今回おもちはすべて、市販の四角い切りもち(1個45gほど)を使用しました!
また、キング醸造さんが絶対おすすめと推してくれたみりん風調味料「日の出 新味料」をすべてのレシピで使用しています。
本みりんと違い、アルコールが1%未満で、アルコールを飛ばす必要がない「日の出 新味料」。もし本みりんで代用する場合には、使用前にアルコール分を電子レンジで加熱して飛ばす(煮切りをする)など、適宜調整を行ってみてください。
もし同量で使用した場合、アルコール分を飛ばす分、純粋な使用量が新味料よりも少なくなるため、やや甘さが控えめになります。
新味料は、加熱しない料理(デザートやサラダのドレッシングなど)を作る時に便利です。それではさっそくレシピをご紹介します!
1. 令和のおもちアレンジ決定版!「照り焼きチキンのおもちピザ」
【材料(4人分)】
切りもち 4個
鶏もも肉 300g
ピザ用チーズ 120g
刻みのり 2g
青ねぎ 16g
料理酒 大さじ1
サラダ油 適量
マヨネーズ 大さじ1
A料理酒 大さじ4
A新味料 大さじ5
Aしょうゆ 大さじ2
【作り方】
1.鶏もも肉は余分な水気と脂肪があれば除き、竹串やフォークなどで両面を刺し、料理酒(大さじ1)を両面に振りかけておく。
2.もちは厚さを半分に切り、2分ほど水に漬けておく。
3.青ねぎは根元を切り落とし小口切りにする。
4.フライパンにサラダ油(小さじ2)を入れて温め、鶏もも肉を皮目から焼く。裏返して裏面も中まで火を通す(それぞれ中~強火で各1分 → 弱めの中火で各3分)。火が通ったらフライパンから取り出し、フライパンを拭いておく。
5.フライパンにAの調味料を入れ、ひと煮立ちさせて軽くとろみをつける。鶏肉の皮目を上にして戻し入れ、スプーンでタレを回しかける。タレが絡まったらまな板に取り出し、16等分に切る。タレは半量まで煮詰めて器に移す。
6.洗ったフライパンにサラダ油(小さじ2)を入れて温め、もちを並べる。ふたをして中火で焼く。裏返して、裏面も時々もち同士をつなげるように、押さえながら焼き付ける。
7.焼きあがったら上の面にチーズをのせ、ふたをしてチーズを溶かす。
8.皿に移し、鶏肉、刻みのり、青ねぎの順にのせ、マヨネーズをかける。お好みでタレを回しかける。
「照り焼きチキンのおもちピザ」実食!
め、めっちゃ美味しい~~~~!
とろ~りとろけるチーズと、もっちり伸びるおもちがたまらない。パリパリのおもち、パリパリの照り焼きチキン、食感も最高です。これはおもちアレンジ決定版かも。
味付けがシンプルなのに、照り焼きのタレも抜群の美味しさ。甘みがあるので、老若男女に愛されるお味です。そして何より照り焼き×おもちがとっても合う!
筆者は見た目が四角いお好み焼きみたいになってしまったのですが、ぜひみなさんは、まん丸のピザにチャレンジしてみてくださいね。