悪いと分かっていながらスマホユーザーの半数が対策を取ってない!?

さらに気になるのが、スマホの操作によって「体の不調を感じている人」が全体の57.1%もいる、という結果です。具体的な症状は、「目のコリ・疲れ」が最も多く37.0%。続けて、「肩こり」と答えた人は25.3%。

いずれも不調を感じている人のほとんどが、上記のスマホの使い方に難がある人ばかりが当てはまっているのだそう。改めて、その特徴を以下に並べてみましょう。

●1日に1時間以上スマホを使用している。
●照明が消えている、あるいは暗い部屋でスマホを使用している。
●寝ながらスマホを覗いている。
●猫背でスマホをしている。
●同じ姿勢のまま、長時間固まってしまっている。

これらの行動が他のシチュエーションのなかでも高い割合を占めており、同時に不調を感じる原因でもあるよう。このページを見ているあなたも、このような行動を普段何気なく取ってしまってはいませんか? どことなく体調が悪いと感じているのなら、もしかしたらスマホの使い方に何かしらの問題があるのかも。

そうは言っても、実際のところは具体的な対策を取ろうとする人が少なくないようで、「特に対策はしていない」と答えた人は47.1%と、その割合はほぼ半数。どれも無意識にやってしまいがちな行動だけに、「いけないことだとは思うんだけど……」と頭ではわかっていながら、あまり深くは意識していない人が大多数なのかもしれません。

 

体調を崩すスマホの使い方は挙げ句、恋人も幻滅させてしまっている!?

実際、筆者の周りにいる友人からも、恋人のスマホの使い方に幻滅する声があちこち飛び交っています。

「同棲したばかりのころ、彼女がソファーで仰向けに寝っ転がってゲームしているところを見てしまった。

元々頼りになる、しっかり者のイメージだっただけに、ポテチを頬張りながらスマホをしていたのには、正直驚いた。俺が帰ってきても全然気づかないし、家ではこんな感じなんだろうなと思うと、少しショックだった」(28歳/営業)

この手の恋人の思わぬ姿に、ガッカリしてしまう瞬間ってありますよね。これだけなら「意外とだらしないんだな……」だけで済みますが、何度も繰り返してしまうと、さすがにイメージダウンに繋がってしまいます。