「自分を変えたい」と思っても、何から始めればいいのかわからずそれでまたモヤモヤしてしまう。

「変わりたい」と思う気持ちを大切にするためには、極端な行動より小さな変化を成功させていくほうが、自信を育てます。

そして、新しい自分を作るには過去の経験を見ないフリで置かないことも重要です。自分を変えるきっかけはどう作ればいいか、お伝えします。

なぜ「変わりたい」のか

たとえば、大好きだった人に依存が原因で振られてしまい、「このままでは誰ともうまくいかない」と気がついて変わらなければと思う。

仕事の失敗をいつまでも引きずって新しい挑戦ができず、苦しむ自分から抜け出したい。

変わりたいと思うきっかけは、ネガティブな状態の自分に嫌気が差すからという人は多いのではないでしょうか。

それは、「これ以上悪い自分になりたくない」という踏ん張りであって、自分の姿をきちんと知るからこそ生まれる気持ちだと筆者は思います。

変わることをマイナスからのスタートと捉える人がいますが、本当のマイナスは「悪いと感じる自分」を放置することであり、変わりたいと思う時点で心の状態は前向きなはず。

なぜ「変わりたい」のか、それは今よりいい自分になりたいという希望であって、これから変化することを受け入れる器を自力で用意できていることを、忘れてはいけません。

何も変われなかったと後で苦しむ人の話を聞くと、スタートのときに「ダメな自分」を引きずったままであることが多く、変化を望む心を肯定できていない場合があります。

「変わりたい」と思うとき、心は前を向いています。

これまでの自分で受けた痛みはいったんそこに置いて、変化を受け止める器を持った自分をイメージしましょう。