二度目の正直。料理下手な自分でもうまく出来るのか…

いよいよ私の番。使うのはこちらも実際に使いこまれたフライパン。使用感はある
側面もしっかり焦げ付いてます
この底面で、うまく焼けるとは普通思えないですが、果たして…
中身はこんな感じ。ちょっと取り出しにくさはあるかな…

個人的に冷凍餃子を焼くのはかなり久々だが、パッケージ裏の作り方を見ながら作ればまず失敗はしないだろう。フライパンが焦げついていなければの話だが。

今回も表面はまだマシな状態だが、側面と底面はめっちゃ焦げついている。

しかも今回パッケージ写真を再現すべく、本格的な中華屋のように円形に並べてみた。

右下の写真のように作りたい。パッケージにしているのだから、できるはずだ

そのせいで、ぎょうざとぎょうざの間に隙間ができている気がする。これでちゃんと羽根ができるのか……不安が募る。

今回は本格中華風に円形に並べていきます。ちゃんと羽根ができるのかどうか?

火は中火。あまり強めにすると焦げつきの原因になるので、ここはポイント。

炎はフライパンの底に届く程度の中火が目安
水分を飛ばすっ!

まずは蓋をして5分、その後蓋を外して水分を飛ばしていく。するとフライパンの底に一見こげのようなものができてくる。これが羽根になる。

色味がけっこう黒っぽくなるので不安になるが、それくらいまではじっくり水分を飛ばしながら焼いてOKなのだそう。

底面がこれくらい色づいてきたら完成は間近。ひっくり返してみると…

でもまだ信用してないよ。肝心なのは、ちゃんとフライパンからぎょうざが離れるかどうかなのだ。

ぎょうざの上にお皿を被せて、えいっ!とひっくり返してみる。果たしてちゃんとできるのか……。

 

 

どわー!本当にできた!
この羽根のパリパリ感すごくないですか!?これが家で誰でも作れるってすごい

めちゃめちゃ普通に超綺麗な羽根つきぎょうざができてしまった。

ちょっと崩れてしまったが、それは私の盛り付け能力の欠如によるもので、ほぼパッケージ通りといってよい出来だろう。

マジですか。えーすごい。だって油も水も使わずに、使い込んで焦げついたフライパンで10分ほどで作ったんですよ。

これで立派に晩ごはんのおかずの主役を張れますよ。

中のタネの美味しさもばっちり。

味の素冷凍食品によると、「手間の掛かる工程を省き、誰でも失敗なく焼ける」という、冷凍ぎょうざの本来の価値に立ち返っての、今回のリニューアルなのだそう。

そもそも同社は、SNS上の「冷凍ぎょうざがフライパンに貼りついてしまう」というひとつのつぶやきをきっかけに、3500個超もの使用済フライパンを収集し、貼りつきの原因を追求したというのだから、理想を追い求めるその執念に驚かされる。

すごいな、いまの冷凍食品。進化を感じざるを得ない。もちろんこの物価高の世の中、コスパはなにより大事なポイントではある。そのうえで、日々の献立を回していくなかでこの使いやすさはかなりのメリットになると思う。

リニューアルした「ギョーザ」は、2月11日(日)より全国で発売開始。家のフライパンが焦げついているという人、今回の結果を保証するわけではないですが、ひとつの確かな事例として参考にしてみてほしい。

味の素冷凍食品「ギョーザ」商品概要

容量:12個入り(276g)

発売地域:全国

希望小売価格:設定せず