ルイ・ヴィトンは、LVMHとパリ2024とのプレミアパートナーシップの一環として、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会のために製作した特別なトランク、メダル・トランクとトーチ・トランクを発表いたします。

ルイ・ヴィトンは、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会のメダルを運ぶ2つのメダル・トランクと、公式トーチのための2つのトーチ・トランクをデザインおよび製作しました。これらは、パリ2024に向けたメゾンのミッションの要であると同時に、トランクを手作業で作り続けているその歴史の一部となります。トーチ・トランクはオリンピックやパラリンピックの聖火リレーと共に旅をし、メダル・トランクは特にチャンピオンズパークで披露されるなど、これらはパリ2024を祝う重要な瞬間と深く関わっていくでしょう。

このメダル・トランクとトーチ・トランクは、1988年以来、絶えず発展を続けてきたルイ・ヴィトンのトロフィー・トランクという名高いファミリーに仲間入りします。ルイ・ヴィトンは35年以上にわたり、世界最高峰の数多くのスポーツイベントのために、独創的なデザインと職人技、そして未来を見据えたビジョンを融合させたトランクを製作してきました。

これらすべてのトランクには、メゾンの創業者ルイ・ヴィトンによるデザイン哲学が表現されています。17年間にわたり著名なレイティエ・アンバルール、いわゆる専任の荷造り用木箱製造兼荷造り職人として活躍した後、ルイ・ヴィトンは1854年、自らの名を冠したメゾンを創業し、身に付けた知識や技術、経験のすべてをひとつのエレガントでシンプルなプロセスに注ぎ込みました。それは、まず中に何を収納するのかを調べ、正確に理解してから、それを保護するための完璧なオーダーメイドのトランクを製作するというもの。この創業時のデザインに対するビジョンは、今日にいたるまでメゾンを牽引し続けており、今回、オリンピックとパラリピックの重要なシンボルのために特別に製作されたメダル・トランクとトーチ・トランクにも完璧に表現されています。

これらの2つのクリエーションは、夢を形にするLVMHグループのミッションと、「Artisan of all Victories(勝利の職人)」としてパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会への貢献を象徴するものです。

メダル・トランク

このメダル・トランクによって保護、展示されることになる栄誉あるメダルは、LVMHグループに属するメゾンであるショーメ(Chaumet)が今夏のパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会のためにデザインおよび製作したもの。

オリンピック・パラリンピック選手のさまざまな希望と夢の象徴とも言えるこのアイテムを収める堂々たるメダル・トランクは、伝説的なモノグラム・キャンバスで覆われ、1850年代からルイ・ヴィトンのトランクに使用されてきたものと同じ真鍮のコーナー金具やロックで仕上げられています。メゾンの名品「マル・コワフューズ」から着想を得た中央のセクションとヒンジ付きの2つのウィングは、開くと468枚のメダルを収納するために特別にデザインされた引出しが現れます。トランクのインテリアは、引出しのハンドルにも使われているブラックのマットレザーで全面が覆われており、さりげなくエンボス加工されたロゴと、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会の両方のロゴがセリグラフィーで施されています。

トーチ・トランク


ルイ・ヴィトンが170年にわたり培ってきた「旅の真髄(こころ)」に息づくサヴォアフェール(匠の技)のすべてが注ぎ込まれたルイ・ヴィトンのトーチ・トランクは、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会の2本のトーチをエレガントに保護、展示しながら、大会に向けてフランスを横断します。オリンピックの聖火リレーはギリシャのオリンピアから5月8日(水)にマルセイユに、一方のパラリンピックの聖火リレーは8月中にイギリスのストーク・マンデヴィルから到着。フランス人デザイナー マチュー・ルアヌールのデザインによる2本のトーチは、11,000人以上の聖火ランナーの手を経てパリを目指します。

聖火リレーの前後にトーチを保護するため、それぞれの独創的なデザインのトランクの底と蓋には円形のソケットが備え付けられ、そこにトーチをはめ込み、しっかりと固定できる仕組みになっています。さらにトーチを保護するために、トランクの内側にはブラックのソフトなマットレザーのライニングが。
各トランクは扉を開き、ヒンジの付いた蓋のソケットを反転させるだけで簡単に優雅な展示ケースとなり、エンボス加工で施された「Paris 2024」ロゴが現れます。1895年の帽子ケースのようにメゾンのいくつかの歴史的なトランクを彷彿させるこの外装は、1888年に誕生したダミエ・キャンバスで覆われ、伝統的な真鍮のコーナー金具やロックも施されています。


1859年以来、アニエールにある歴史的なメゾンのアトリエにてデザイン、製造されてきたルイ・ヴィトンのすべてのトランクと同様にメダル・トランクとトーチ・トランクもまた、巧みな発想と美しい作りが特徴。2つのトランクには、ルイ・ヴィトンとその力強い職人チームが誇る研ぎ澄まされた技術や常に厳格な基準、卓越性への絶え間ない献身が表現されています。また、こうした価値観は、パリ2024に出場するために献身と努力を惜しまない選手1人1人と共有されるコア・バリューであり、原則でもあります。
メダル・トランクとトーチ・トランクは共に、「Victory travels in Louis Vuitton(勝利の喜びを乗せて旅するルイ・ヴィトン──)」という現在進行形のストーリーに新たな章を刻みます。


「パリ2024を特徴付けるシンボルを収納、展示するというミッションのもと、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会に参加できることを大変光栄にまた誇りに思います。170年以上にわたりルイ・ヴィトンは卓越性やクリエイティビティ、大胆さを表現するトランクを作り続け、その価値観を世界最高峰のスポーツ大会の数々とも共有してきました。パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会では、卓越性やクリエイティビティに加え、美しい技法の追求という価値観も。『勝利の喜びを乗せて旅するルイ・ヴィトン』がまたやってきます」とルイ・ヴィトンの会長兼CEO ピエトロ・ベッカーリは語ります。

ショーメ(Chaumet)によってデザインされたオリンピック・パラリンピック メダルの発表に続き、今回のルイ・ヴィトンとの『Artisan of all Victories(勝利の職人)』と、LVMHはパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会のプレミア・パートナーとしての役割を存分に表現していきます。パリ2024のシンボルであるトーチと、偉大なアスリートたちの夢であるメダルを保護するためには卓越した職人技が必要でした。メダルを保護、展示するため、そしてトーチをフランス国内各地に運ぶため、ルイ・ヴィトンは170年におよぶトランク・デザインの専門知識をパリ2024に注ぎ込んだのです。LVMHおよびパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会の歴史に間違いなく刻まれ続けるであろう、これらのオリジナル・クリエーションを今日ここに発表できることをこの上なく誇りに思います」とLVMH イメージ & 環境部門責任者 アントワーヌ・アルノーは述べます。

アニエール=シュル=セーヌのルイ・ヴィトン通り18番地にあるルイ・ヴィトン家の邸宅では、2024年4月6日(土)より、「ルイ・ヴィトン & スポーツ」に捧げられた作品と共にメゾンを象徴する「マル・クリエ」のエキシビションを開催。見学は土曜日と日曜日のみ。オンライン予約(英語・フランス語のみで対応)はこちらから。


PHOTO CREDIT:LOUIS VUITTON

ルイ・ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。

詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。
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