体力をつけるおすすめの方法

体力をつけるために、トレーニングをして筋肉量を増やすのも大切ですが、それ以外にも重要なポイントがあります。今回は、普段運動をしない人にもおすすめの方法をご紹介します。

1.ながら運動を取り入れる

運動が苦手な人や運動時間を確保できない人は、日頃から「ながら運動」を取り入れてみてください。「エレベーターではなく階段を使用する」「一駅分歩く」「家事をしながらスクワットやつま先立ちをしてみる」など、何かのついでに運動する習慣をつけましょう。

ポイントは、無理なく自分が継続できる範囲で行うことです。

2.バランスのよい食事を摂る

忙しい日が続くと、食事内容に気を配れなかったり、ストレスで暴飲暴食してしまったりしますよね。毎日細かく管理するのは難しいかもしれませんが、できるだけ栄養バランスの取れた食事を摂るように心がけましょう。

おすすめの料理は、味噌汁です。いろんな食材を使用してアレンジできるので、残り野菜なども余すことなく利用できますよ。

3.十分な睡眠時間を確保する

睡眠は、疲労回復やストレス解消に必要不可欠です。十分な睡眠時間が確保できないと、からだに疲労が残ったままになり、先にご紹介した「ながら運動」や「食事管理」にまで気が回らなくなります。1日6〜8時間は確保できるのが理想です。

体力アップには漢方薬もおすすめ

体力をつけるには、先にご紹介した方法に加えて、漢方薬を取り入れるのもおすすめです。漢方薬はからだの機能の低下を根本から改善し、今の症状改善だけでなく、健康でい続けることを目的としています。

また、自然の生薬から作られており、一般的に副作用も少ないとされています。決められた量を飲むだけなので、運動や食事管理が苦手な人は、まずは漢方薬から試してみるといいでしょう。

体力をつけるためには、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。

・加齢による足腰の衰えを補う
・消化・吸収機能を高めて栄養を全身に届け、心とからだを元気にする
・自律神経を整え、ストレスによる疲労を減らし、睡眠の質を高める

体力アップにおすすめの漢方薬

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

元気がなく胃腸の働きが衰えて、食欲がなかったり、疲労や倦怠感があって体力が弱っていたりする人におすすめです。胃腸の動きをよくして体力を回復させ、元気を取り戻すのを助ける作用があります。(※3)

人参養栄湯(にんじんようえいとう)

手足の冷えや貧血などの症状がある、疲労衰弱がひどい、体力がない人におすすめです。疲労倦怠や虚弱体質に働きかけて元気を取り戻すのを助けてくれます。(※4)

スマホで気軽に専門家に相談できる「あんしん漢方」のような、オンライン個別相談も話題です。あんしん漢方はAI(人工知能)を活用し、漢方のプロが効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれるオンライン漢方サービス。

スマホで完結できるので、対面では話しづらいことも気軽に相談できますよ。お手頃価格で不調を改善したい人は、医薬品の漢方をチェックしてみましょう。

体力があれば、健康的かつ活動的な日々を送りやすくなります。まずは日常的にできる方法を1週間続けてみましょう。そして、徐々に負荷を増やしたり難易度を上げたりすると、よりスムーズな体力アップが期待できますよ。

参考サイト
(※1)健康長寿ネット「行動体力」公益財団法人長寿科学振興財団
(※2)健康長寿ネット「防衛体力」公益財団法人長寿科学振興財団
(※3)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ補中益気湯エキス顆粒(医療用)」
(※4)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ人参養栄湯エキス顆粒(医療用)」

<この記事を書いた人>

ヨガインストラクター・ライター
高橋かなこ

2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。

自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

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