親密な関係になるために欠かせないものとは?
親密な関係性を築くには、『自己開示』は欠かせません。
自己開示とは、飾らないありのままの自分について話すこと。特に、過去の失敗談や苦手なこと、弱みなどを話すと有効です。
さらに、本書には、『自己開示で最も有効なのが、悩みを相談すること』だと書かれています。
そして、悩みを打ち明ける際のキラーフレーズも紹介れています。
そのキラーフレーズとは、「今まで誰にも言ったことがないんだけど」。
この言葉は、恋愛対象の男性にはとてつもない有効打になるのではないでしょうか。
男性にとってこのキラーフレーズは、男性が最も求めている「あなただけ」という特別感を得られて、優越感に浸ることができるからです。あなたもきっと“特別な女性”に近づくはずです。
目上や年上の人にウケる話題とは?
同世代の人との雑談に比べて、目上や年上の人との会話は緊張するという方は多いでしょう。
本書には、『目上や年上と話をするときには、若者世代で流行していることや、最新のトレンドや、若者世代の文化に関することを話したほうが喜ばれる』と書かれています。
この記事を書いている筆者の私も40歳を超えていますが、確かに若い世代の人たちの話は刺激的で新鮮です。教わることもとても多いです。「もっと話を聞いてみたい」と思うこともよくあります。
目上や年上の人との会話では、自分から心を開いて思い切っていろいろお話する方が良い効果があるのは間違いなさそうです。
【単純接触効果】を活用しよう
「この人、素敵な人だな」「もっと親しくなりたいな」と思う人に出会ったら、一回の雑談の中だけでがんばるのではなく、【単純接触効果】を活用しましょう。
【単純接触効果】とは、接触回数を重ねるうちに興味を持ち、好きになっていく心理現象です。
本書に書かれていますが、素敵だと思ったら、『その日のうちにあいさつとお礼を兼ねたメッセージ』を送りましょう。そして、翌日以降にまた連絡をします。
SNSで繋がっておいて、「いいね」をつけにいったり、コメントを残して存在をアピールすることも効果的です。
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雑談に苦手意識を持つ人は、「恥をかくのが怖い」「失敗するのが怖い」という意識が強い人です。
傷つくことを恐れて自分を閉ざしていると、薄いつながりの人間関係ばかりになり、孤独感も増すのではないでしょうか。
今日お伝えしたことを参考に、ぜひいろんな場面で、たくさんの人たちとの雑談を楽しんでください。雑談力を磨くことは、外見を磨く以上にあなたに充実感を与えてくれるはずです。
「雑談に対する苦手意識をなくしたい」「雑談がもっと上手になりたい」という方は、ぜひ今日ご紹介した『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣』(松橋良紀/著 )を手に取ってご覧になってみてください。