確認するのは自分のため
相手に対して本当に好意があれば、トイレにかかる時間のようなデリケートな話題でも、「自分のために」相手の気持ちを知ろうとするのではないでしょうか。
男性はその自分が女性に寂しさを与えていると気がついていない可能性もあり、またいつも長くかかることには当人だけの理由があるのかもしれず、これは女性からの歩み寄りがないと確認は難しい部分です。
「待たせる男性の側から説明するのが筋」も確かにありますが、それにこだわってせっかくの縁を手放してしまうのはもったいないといえます。
気になることを自分から尋ねていくのは、相手に向ける好意を維持するのは自分の役目だからで、「知る」勇気がみずからの気持ちを強くして、ふたりのつながりも前向きに育てます。
期待外れの相手を見て好意が萎えるのは仕方ないですが、それは相手のせいだけではなくみずからの恋愛に向ける姿勢にもつまずく原因があるかもしれないことは、忘れてはいけません。
疑問や心配を確認するのは自分の「好き」を失わないためであり、その意識が相手にも伝わって「次は自分から説明しよう」と新しい気持ちが生まれることもあります。
相手について知ろうとする勇気が、コミュニケーションを深く楽しいものにするのですね。
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