伊吹山が育む恵みや山散歩が楽しめる「揖斐川町」

ガイドさんと一緒に薬草園を散策

伊吹山の山麓は薬草の宝庫として古来から知られ、その歴史は織田信長から続いているといわれています。

生活に薬草を取り入れる文化は、現在も続きイブキヨモギ、イブキジャコウソウなどの栽培をし、お茶や薬草風呂などに加工して販売しています。

かすがモリモリ村リフレッシュ館

かすがモリモリ村リフレッシュ館「薬草風呂」

〈かすがモリモリリフレッシュ館〉は、伊吹山麓で採れた薬草を使用したお風呂や薬照料理を提供する施設です。

「伊吹の湯」や本格的岩風呂「八千代の湯」の2つの風呂を定期的に男湯と女湯を入れ替えています。

薬草の優れた効果を全身で体感できるほか、売店では自宅でも薬草風呂が楽しめる入浴剤も販売。お土産にも最適です。

かすがもりモリモリ村フレッシュ館の〈なごみの森〉で提供中の「薬膳定食」(1,680円)

併設するレストラン〈なごみの森〉では、伊吹山のふもとでとれた薬草をふんだんに使った薬草料理が味わえます。

【かすがモリモリ村リフレッシュ館】

・住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合3429
・電話番号:0585-58-0001
・営業時間:10:00~21:00(最終受付 20:30)
・定休日: 毎週水曜日(水曜日が祝日の際は翌日)

はるひの案内所

薬草を使用したクラフトコーラはすっきりとした味わい

〈はるひの案内所〉では、ネットにのらない春日地区の魅力を発信するほか、岐阜県揖斐川町旧春日村の名産である”薬草”が使用されたクラフトコーラを販売。

店内でもクラフトコーラや薬草茶などが味わえます。

薬草茶作りを体験!

そのほかに、薬草茶をお好みでブレンドして楽しめるワークショップなども行われ、作ったお茶はパッケージングしてお土産に持ち帰れるのが嬉しい。

【はるひの案内所】

・住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合3068−1
・電話番号:0585-58-0015
・営業時間:10:00〜16:00
・定休日:火曜

天空の遊歩道を歩いて絶景を眺めよう【岐阜県揖斐川町】

目の前に広がる茶畑のお茶は全て無農薬

古くからお茶の栽培がさかんな岐阜県揖斐郡揖斐川町の上ヶ流(かみがれ)地区に、標高300メートルほどの山の中腹から山頂にかけて一面に広がる茶畑があります。

絶景ポイントに到着!

「天空の遊歩道」を歩いた先から眺められる景色が、南米ペルーの「マチュピチュ」のようだとSNSで話題になり、「岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑」と呼ばれています。

遊歩道は途中に若干ハードな登山部分があり、足場が悪くなるのでサンダルやハイヒールでの散策はお勧めできません。

薬草を使用したお土産〈揖斐菓匠庵 みわ屋〉

揖斐川の老舗和菓子店〈みわ屋〉

岐阜県揖斐郡揖斐川町に明治22年から店を構える〈揖斐菓匠庵 みわ屋〉は、 和菓子と洋菓子それぞれの職人が、知識や知恵、技術などを融合したお菓子を販売しています。

店内には名物のお菓子たちをはじめ、地元で採れた薬草を使用したお菓子も並んでいます。

〈みわ屋〉の薬草を使ったお菓子など

地元の食材はもちろん、フェアトレードなどにも積極的に貢献し、新しく誕生したお菓子が試食価格で店頭に並ぶこともあり。

【揖斐菓匠庵 みわ屋】

・住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪925-9
・電話番号:0585-22-0305
・営業時間:9:00〜18:00
・定休日:木曜休(祝・祭日は除く)

長良川を眺めながら、疲れた心と体を癒してくれる岐阜県のウェルネスなスポットを巡ってみてはいかが?

 フリーライター(たまにイラストレーター)として、雑誌やWebで執筆。現在はグルメ・旅の撮影や執筆、取材を中心にお仕事をしています。元飲食店オーナーだったこともあり、調理経験を生かして料理レシピやフードコーディネートも行っています。ブログ:『牡丹餅あんこのpoco a poco』