SNSで人気のスポットや伝統工芸が楽しめる岐阜・中濃エリア
岐阜県は、西濃・岐阜・中濃・東濃・飛騨という5つの地域に分けられます。
名水や伝統の工芸、鵜飼などが楽しめる岐阜と中濃エリアの魅力的なスポットをピックアップしました!
絶景!世界屈指の美しすぎる「名もなき池(モネの池)」
通称「モネの池」は、根道神社参道脇にある貯水池。
高賀山の伏流水を利用して1980年頃に農業用のため池に整備された人口の池です。
透明度の高い湧水に咲く睡蓮や池の中を優雅に錦鯉が泳ぐ姿が美しく、連日多くの人で賑わっています。
写真を撮って加工をすることにより、モネの「睡蓮の池」を彷彿させる美しい風景が楽しめるとSNSでも話題になっています。
撮影に最適な季節は4月〜11月。5月中旬〜7月中旬頃がベストですが、梅雨時期など大雨の翌日は水が濁ることもあるそうです。
時間帯や天気によってかなり差が出てきてしまうそうなので、前日の天気なども調べていくことをお勧めします。
【高賀神水庵】で水汲み
高賀山の伏流水が懇々と湧き出る〈高賀神水庵〉は、 マラソンの高橋尚子選手が給水に使用したことで一躍有名となった「高賀神の森水」の取水口です。
入庵の時、初穂料100円を支払うと、1回に2個(1個に付き、上限20リットルの容器)まで汲むことができます。
清潔な容器であれば常温で半年も持つというまさに奇跡の水。その美しく清らかな天然水は、優しくて滑らかな超軟水。
この辺りで採れる野菜やお米が美味しい理由に大きく頷けます。
・住所:岐阜県関市洞戸高賀
・電話番号:0581-58-8100
・営業時間:4月~10月 7:00~18:30
11月~3月 7:30~18:00
・定休日:年末年始
【洞戸観光ヤナ】で絶品鮎料理
岐阜県関市にある〈板取川 洞戸観光ヤナ〉は、板取川唯一のヤナ場のあるお店です。
ヤナ場とは、ヤナと呼ばれる構造物を使った漁が行われる場所のことを言います。
清流板取川の絶景を眺めながら、4月下旬から11月中旬まで「鮎の刺身」や「鮎のせごし」などの他に、4つのコースで極上の鮎料理を心ゆくまで楽しめます。
また、板取川唯一のヤナ漁は通常毎年8月1日に解禁。
解禁後は台風や増水などで危険がない限り、ヤナ場に上がることができますので、食後はぜひ貴重なヤナ漁体験を楽しんでみては?
・住所:岐阜県関市洞戸小坂1712番地
・電話番号:0581-58-2217
・営業時間:4月~10月 10:00~17:00(LO16:00)
11月 11:00~15:00(LO14:00) ※天候等により営業時間が変更になる場合あり
・営業期間:2024年 4月21日(日)〜11月中旬
・定休日:期間中は無休
美濃和紙職人の工房で和紙作り体験もできる〈ワラビーランド〉
美濃市蕨生にある〈ワラビーランド〉は、手すき和紙職人兼アーティストの千田 崇統さんと、東京都から移住した小笠原寛さんが、かつて手すき和紙職人の住居兼工房として使われていた建物をリノベーション。
和紙アートに囲まれながら里山生活が体験できる宿泊施設になっています。
また、千田さんの奥さんである薫子さんによる、マッサージやよもぎ蒸し、占いなども体験できます。
誰かに悩み事や相談したいとき、疲れた心と身体を癒したいときにぴったりのお宿です。
・住所:岐阜県美濃市蕨生726
・電話番号:0575-34-0310
「うだつの上がる町並み」を散策
美濃市は、国の伝統的建造物群保存地区に選定された、歴史的な建物や伝統的な街並みが残されています。
「うだつの上がる町並み」の、“うだつ”とは、屋根の両端に作られた防火壁のことです。
江戸時代に火事の際の類焼を防ぐためのものとして作られましたが、当時の豪商たちがその富を競い合うようにそれぞれ立派なうだつを儲けたといわれています。
様々なデザインのうだつが点在していますので注目してみてください。
そのほかにも、美濃和紙の雑貨を販売するお店や、手作り無添加の「アイスモナカ」が人気の〈末広堂 美濃アイス〉などもおすすめの立ち寄りスポットです。
町屋が並ぶレトロな「川原町」散歩と鵜舟体験!
長良川では、5月11日から10月15日まで鵜飼観覧船に乗船できます。(中秋の名月と増水時は休みまたは中止 )
乗船時間までは、〈長良川デパート〉や〈和傘CASA〉、〈cafe and gallery 川原町屋〉など、
散歩の途中に立ち寄るのにぴったりなお店が点在しており、ここでしか販売していない工芸品や雑貨などと出会えます。
鵜飼観覧船体験
鵜飼とは、鵜師が鵜を巧みに操って川にいる魚を獲る漁法のことです。
毎年5月11日~10月15日までの期間中、年に一度の鵜飼休みと中秋の名月、増水時を除いて毎夜行われ、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」が楽しめます。
船内では飲食が楽しめますが、料理の提供は行っていません。
お弁当やお酒を買って持ち込むか、地元の食材を使用した料理を詰めたお弁当を仕出し屋さんに予約することもできます。
仕出し屋さんについては公式サイト「ぎふ長良川の鵜飼」をチェック!