「自分の過ち」から逃げる姿に

「浮気が発覚して別れた彼氏がすぐやり直そうと言ってきて、そのときはまだ好きだったのでうれしくて受け入れたのですが、元に戻ったら途端に自分の浮気については触れなくなり、前と変わらない付き合いを続けようとしていました。

『本当に傷ついたんだよ』と言ったら『しつこいな、謝ったじゃないか』と返されて、こんな人とはやっていけないと思いましたね。

やっぱり別れたいと伝えたら『よりを戻してやったのに』と上から目線で言われ、どこまでも自分のことしか考えていないのだなと未練も全部消えました」(26歳/接客業)

「自分がした浮気について、泣いて謝ってきた元彼。反省しているのならと受け入れたのですが、いざお付き合いが復活すると『でも、浮気される側にも問題があるよね』『好きで浮気するわけじゃない』と、自分を正当化し始めてびっくりしました。

もともと自分勝手な性格なのは知っていたけど、泣いて謝ったくせに今度は私のほうに『浮気の原因を作った』と押し付ける姿に、心底引きました。

結局、自分の間違いを認めたくないんですよね」(35歳/経理)

「復縁しても、ちょっと喧嘩すると『また別の女性に走るのでは』と疑いが消えなくて、それを言うと『いつになったら信じてくれるの』と呆れたように返す彼氏に嫌気がさして、結局すぐに別れました。

信じたくてもできない気持ちを理解しない彼氏とは、やっぱり無理です」(28歳/配送)

浮気をした彼氏と復縁しても失敗するケースでは、ふたりの間に新しい愛情と信頼を築けない状態が目立ちます。

「した側」なのにその自分から逃げることが、何よりも信用できない姿。

上記のケースでは、それぞれ女性の気持ちを無視する点に、男性の誠意が見られないと感じます。

「よりを戻したのだからもういい」とするのは浮気をした側の事情でしかなく、都合の悪いことから目を逸らすのは、本当に反省しているとはいえませんよね。

復縁した後でまた早々に別れが目立つのも、女性側の正しい判断といえます。