分かった! 『Beginner』だ!! 

――そうです。中国語“学習”となると、頭が痛くなる人もいるかもしれませんが、歌ならば中国語も親しみやすいのではないでしょうか。覚えて歌ってみるのも楽しいかもしれません!

中国語の歌を!? わーーー。でも、歌だけで文字がないとやっぱり覚えるのは難しくないですか?? 

――確かにそうかもしれません…(汗)

でも、私も覚えたい曲の中に、英語の歌詞が出てきたら、耳でひと区切り聞いて、止めて、それをカタカナで書いて、ってやってたなあ。“自分にはこう聞こえた”っていう覚え方なので、正しい発音と比べたら完璧ではないと思うんですが…。

RIP SLYMEさんの『楽園ベイベー』っていう曲があるんですね。小学生か中学生の頃、その歌を歌いたくって、でも歌詞カードとか持ってなかったから、曲を聞いて、聞こえた英語のラップを自分なりにカタカナで書いて覚えてました。

だから『楽園ベイベー』は、今でも英語の部分もちゃんと歌えます。カラオケでも歌ってますし!

今となると、「あっ!! 本当はこんな英語(歌詞)だったんだ〜」とか、「こういう意味のラップだったんだーーー」って思ったりするんですけど(笑)。それに今も小さい頃覚えた歌い方で歌うので、ちょっとグチャグチャになっちゃったりするんですけどね。

――外国語は、音で聞いて、文字にしていくと覚えやすいともいいますもんね。

そう! そうなんです。オリジナリティあり過ぎな外国語なんですけどね(笑)

――でも、実はその方が英語らしく聞こえたりすることもあったり(笑)

中国語の歌詞もそうやって覚えたんですよ。100%正確に中国語の発音をしているかといったら、雰囲気だけしかつかめてないかもしれないんですが、歌ってても“次はこの言葉だ”っていうのは、自然に出てくるようにはなりました。

――コツコツと聞いて書く作業は、なかなか大変ですよね。それを面倒がらずに出来るのは、中国語上達にスゴく役立ってるような気がしますね。

えーー。本当ですか!? 

私、日本語でもそうなんですがレコーディングになると、昔から全部自分に分かりやすい記号を書いて、音を覚えてるんです。

――音を記号にするんですか?

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