はい。例えば新しい歌を覚えるときって、私たちは楽譜をもらうわけではないんです。歌詞だけもらって、あとは音を聞いて覚えていくんです。だから、どこで転調するかとかは、もう暗記しかないんです。

でも、暗記をするのが得意じゃないので、それこそ中国語の四声みたいに、“ここで上がる”とか“ここで下がる”を、記号でメモするんです。同じ音だったら横棒を引いたり。だから、私の歌詞カードはいつもグチャグチャになっちゃうんです(笑)

――(笑)。ところで、お話を上海での活動に戻しますが、6月には握手会もあったそうですね。現地ではファンの皆さんと、コミュニケーションはどのようにしていますか?

そうなんですよねえ。そこがスゴく難しくって…。中国のファンの方も頑張って日本語でしゃべってくれるんです。個別握手会は、以前台湾ではしたことがあったんですが、上海では初めてだったんですね。

だから、初めて覚えた日本語で「応援してます」とか、「本当に大好きです」って、言ってくれる人も多くて、日本語や中国語で応えたりしました。日本語が分からない方には、通訳さんに入ってもらったりして。

でもやっぱりコミュニケーションって、言葉がなくても取れるんだなあって実感しました。その人の顔を見ただけで、“本当にこの人は私のことを好きでいてくれるんだな”っていうのが分かるんです。女の子では泣いてくれる子もたくさんいて…。

――女性ファンは多かったですか?

はい。女性ファンが多いのは日本だけかなと思ったんですが、中国でも多かったです。嬉しかったですね。日本から来てくれた女子も多くって、「日本の握手会みたいじゃん!!!」って言ってたんですよ!

――今後のSNH48としての活動もますます楽しみになってきましたが、それでは本日最後に、SNH48の総選挙についてお聞きします。今回の『ミラチャイ』が更新される翌日はいよいよ開票日ですね。

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