[80回]ミュージカル「AKB49」千秋楽直後に聞いた! 初座長・宮澤佐江、舞台の裏側

公演は6日間で、その前日に通し稽古とゲネプロがあったので、合計7日間、1日に2回公演だったんです。でも今は急にそれがなくなって、身体に力が入らない状態なんです。。。 全然、力が入んない。

でも、元気は元気なんですよ。めっちゃ元気。ただ、カラ元気っていう感じ（笑）。“走りたくても、走れない”みたいな。身体が重くて“熱があるような感じ”っていうのかな。

ーー期間中の集中力がすごかったんでしょうね。

舞台のことだけに集中して、テレビも見なかったし、音楽も聞いてないし、他のことは全然しなかった。舞台の現場に行って、本番が終わって帰るだけ。本当に舞台だけに集中してたんです。全部出し切ったので悔いはまったくありません。

きっと他のメンバーも全員そうだと思います。

ーー実際に今回は、主役ということで劇中での台詞も非常に多かったですよね。

ありました〜〜〜。

台詞に関してはギリのギリまで不安で、実は本番中も不安でした。他の役者の皆さんは、どうされているか分からないんですが、私は絶対に本番前に台本を全部読んでからじゃないと、ステージに上がれないくらい不安なんです。

『クザリアーナの翼』のときもそうだったんです。本番前は楽屋でバアーーッと自分の台詞を全部読んで、また出番が来る前まで、その台詞をずっと読んだりしてました。

こんなに台詞があったのは初めてです。というか、あんなに出ずっぱりだったのも初めてでした。今回は特に、男の子と女の子の二役やっていたから。

ーーミュージカルを拝見しましたが、劇中で“実くん”が“みのりちゃん”になるとき女装しますよね。その女装を“違和感がある、何かが変だな”とか“男の子が変装してる”と感じる瞬間がありました。