座るときにスカートを押さえる

「腰かけるときにスカートの後ろ側を押さえて、シワにならないように座る仕草がけっこう好きです。男性には無縁な動作じゃないですか? おしとやかな印象があって、素敵だなって思いますね」(29歳/メーカー)

こちらの仕草に関連して、「両脚をきれいに揃えて座っている姿はエレガント」だとか、「指を揃えてモノを渡す姿が上品」だとか、マナー講師のような意見もいただきました。

品を感じさせる仕草は全般的に男性の心をつかむようです。

はっとしたときに口を手で押さえる

「何か失敗したとき、うっかりに気づいたときなんかに、両手でも片手でもいいんですけど、口元を思わず手で覆う仕草が、自分的にはツボです。なんかかわいくないですか? とくに年上のしっかりしている印象の女性がすると、より一層ぐっときちゃいます」(31歳/出版)

普段きちんとしている女性、頼りになる女性、仕事のできる女性など、「ちゃんとしている」感のある女性であればあるほど、“ギャップ効果”で男性がぐっとくる仕草といえます。

確かに同性から見ても、かわいいなと思ってしまう仕草です。ただ、わざとらしくならないよう注意が必要かも。

体をひねる

「椅子に座っているときとか、普通に立っているときとかに、ストレッチ目的なのか、体が凝り固まらないようにするためなのか、体を左右にひねる同僚がいるんですよね。彼女の仕草を見ていて萌えました(笑)。体の曲線が強調されるので、なんか色っぽい仕草だな…って気づいたんですよね」(28歳/トレーナー)

ナチュラルな曲線美あふれる女性の体。いざ、勝負! というときには、生まれ持ったそれを活かさない手はありません。

体をひねる以外にも伸びをしたり、振り向いたり、横顔を見せたり…と、曲線を強調する仕草はたくさんあります。自分なりに、どの仕草が自分をより素敵に見せるか、研究の余地ありです。

男性に媚を売るわけではないけれど、落としたい男性に出会ったら、ヘルシーなセクシーさ、艶っぽさを感じさせる仕草を半ば意識的にやってみる。それはひとつの賢い戦略ではないでしょうか。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。