年上ママたちと話しているときに「親の介護が始まると大変よ」などと聞くことがあります。「親の老い」は避けては通れない時代です。

ママたちは、将来親の面倒をみることについてはどう考えているのでしょう。義理の親と自分の親の場合について、それぞれ聞いてみました。

「将来、義理の親の面倒をみる?」

1位 「面倒をみない」 54%
2位 「面倒をみる」 43%
3位 「すでに面倒をみている」 3%

まずは義理の親の面倒をみるか聞いてみたところ、1位は「面倒をみない」で54%。半数以上のママは今のところ「面倒をみない」と思っていることがわかりました。

具体的な理由としては、
「たぶん面倒をみられないかな。住んでいる場所が遠すぎるので」(8歳・男の子のママ)
「義姉が独身で同居しているので私たちの入り込む余地はない」(8歳と1歳の男の子のママ)
というような「物理的に無理」派と、
「家族や親族のつきあいが嫌なので断絶している」(1歳・女の子のママ)
「みたくない」(8歳・男の子のママ)
といった「精神的に無理」派に分かれているようでした。

なかには
「義母がいるだけですが、本人から『認知症とかどうにもならなくなったら施設に入れて』と言われてます。義母自身が介護職の経験があるだけに、身内に面倒を見てもらいたいとは思わないそうです」(3歳・女の子のママ)
という声もありました。

一方、「面倒をみる」と答えたママたちは
「今のままだとそうなりそう」(2歳・男の子のママ)
「長男だし、同居なので」(8歳・男の子と2歳・男の子と0歳・女の子のママ)
「結婚する時の条件みたいなもの」(6歳・男の子のママ)
のような、うすうす将来はそうなる予感を持っている、または結婚のときから持っていたママたちが多いよう。

「いい両親だからみたいと思います」(5歳・男の子のママ)
という、なんとなくほっとするコメントもありました。