「子育て」に関する問題は連日のようにニュースで取り上げられていますが、この1年を振り返ってみると、良くも悪くも世間を賑やかした子育てトピックスがたくさんありました。

皆さんの心に残っているのなどんな出来事でしょうか?
2014年、特にホットだった5つのキーワードと、話題になった記事を振り返りでご紹介します。
 

赤ちゃんに睡眠薬

年始早々議論を巻き起こしたこの話題。
新幹線で泣く赤ちゃんに対する周囲の反応や親の対応について、Twitter上で「泣く子には睡眠薬を飲ませればいい」という意見が飛び出し、大きな議論となりました。

公共交通機関を利用する際のマナーとして、乳幼児用の睡眠薬を使うのはアリなのか?

小児科医に直撃したところ、やはり「飛行機や新幹線内の泣きやませのため、親が飲ませることはまったくすすめられません」との回答。

病院の検査時などで使う乳幼児用の睡眠薬は存在するが、副作用で呼吸が止まってしまうこともあり、医師や看護師の監視下で使うのが鉄則。たとえ赤ちゃんに飲ませたところで、すんなり眠ってくれるとも限らず、目覚めの不快感でよりぐずりが激しくなり場合もあるのだとか。

「乳幼児の睡眠薬は麻酔薬と考えるべき。患者さんが希望しても処方することはないだろうと」とのことでした。

“ぐずる赤ちゃんに睡眠薬”安全かナシか、本当のところを小児科医に聞いた(中澤 夕美恵

 

ママ友トラブル

「本当にそんな事ってあるの?」と耳を疑うような体験談が様々なメディアから流れ、遂には有名人の口からも実体験が出てくる始末。

学生時代のような友達付き合いとは全く異なる“ママ友付き合い”。子ども中心の話題やママ友特有の付き合い方に疲れを感じる女性も少なくありません。

実際、皆さんはどのようなママとの付き合いに困っているのでしょうか? 具体的に聞いてみると、「ボスママ」と言われるグループを取り仕切るママ、陰口をたたく「悪口ママ」、そして自慢話を挟み込んでくる「自慢ママ」。更には、もはや犯罪レベルの「泥ママ」こと、ママ友の物をこっそり頂いてしまう人の話も…

そんなママたちと上手く付き合うには、子どもの為に無理してママ友を作らないようにするべきだそう。ただ、「挨拶・礼儀・お礼はしっかりと、笑顔で気持ち良く」を心掛けて。

しかし、なるべくご近所さんとは助け合える仲を作りたいのが子育てママ。本当は些細な勘違いやすれ違いの結果なのではないか、と思いたいものです。

泥ママ、悪口ママ、自慢ママ…「面倒なママ友」をストレスなくかわすコツ(池田 園子)