大きなスクリーンで甘酸っぱい青春ロマンスを堪能

二つ目のテーマは“ド・ギョンス主演『シークレット・メロディ』”。簡単なストーリー、俳優、監督を紹介した後、映画の中のきゅんとする名シーンを振り返った。

古家さんは「バスの中でウトウトする彼女の頭を支えてあげるシーン」「音楽室の窓を閉めて濡れるシーン」「『猫ふんじゃった』の連弾シーン」「家で料理を振る舞うシーン」といった名シーンをチョイス。

「やっぱりレモンのような甘酸っぱい青春の瞬間がいいですね。僕にも青春がありましたからね(笑)」と話し、『猫ふんじゃった』は韓国では『コヤンイエチュム(猫のダンス)』というタイトルであること、ド・ギョンスがピアノの練習のため自宅に防音室を作ったことなど、映画のビハインドストーリーも披露してくれた。

また、劇中の印象的なシーンで流れる、韓国のバンド野菊(ドゥルグックァ)の楽曲『メイルクデワ(毎日あなたと)』については、さすがK-POPに造詣の深い古家さんだけあって、音楽監督の話も交えながら詳細に解説してくれ、「この曲は主演二人の関係性を象徴するような歌詞になっています」と話した。

ほかに、名せりふ紹介や、主人公ユジュンと父親の関係、ロケ地となった潭陽(タミャン)、韓国のCC(キャンパスカップル)についてなど、話題はいろんな方向へ。

「この映画は韓国語で言うと“ワッタガッタ(行ったり来たり)”する話。パズルをはめるのが難しい映画なので、皆さん、もう一回見て穴埋めしましょう。このまま皆さんと新宿で語り合いたくなる作品です」と映画のPRでトークを締めた。

そして、ラストはなんと古家さんの撮影タイム。「個人的にこの撮影タイムは必要ないと思いますが……(笑)。僕は映画の主演でも助演でもなんでもありませんが、ド・ギョンスさんとちょっと絡んだことがあるというだけで登壇している古家です」と、またまた恐縮しながらも、左・右・正面の3方向の観客に向けて20秒ずつの撮影タイム。

「皆さんがSNSにどう書き込むのか不安です。この映画の魅力、役者としての魅力、素晴らしさをどんどん広めてください」とあいさつして30分のトークショーを終えた。

『シークレット・メロディ』は10月3日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開。

また、ド・ギョンスが3度目の表紙を飾った『韓流ぴあ』11月号は、現在好評発売中。

 

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映画『シークレット・メロディ』
原案:ジェイ・チョウ
監督:ソ・ユミン
脚本:ソ・ユミン/ユ・スンヒ/シン・ウンギョン
出演:ド・ギョンス/ウォン・ジナ/シン・イェウン/ペ・ソンウ/カン・マルグム

 

『韓流ぴあ』11月号
全国書店、Amazon、楽天ブックス他主要ECサイトにて発売中

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