韓国発の人気ボーイズグループ、EXO(エクソ)のメンバー、D.O.(ディオ)の初主演映画『純情』(イ・ウンヒ監督)が、6月11日より全国公開される。
ドラマ『大丈夫、愛だ』での名演技が話題を呼び、これまで映画『明日へ』やドラマ『君を憶えてる』などの作品に出演してきたD.O.(EXO)。アーティストとしてではなく、20代の男性俳優としても注目を集めている、そんなD.O.の銀幕初主演作。それが、『純情』だ。
同作は、甘酸っぱくも切ない少年少女の初恋物語を描く青春純愛ストーリー。D.O.が演じるのは、生まれつき足の不自由なヒロイン、スオク(キム・ソヒョン)を一途に支えるボムシル。ひたむきで純粋なそのキャラクターは、D.O.本人に重なるよう。純粋さゆえに、ビニール傘を通してキスをするという初々しすぎる“ビニキス”シーンは特に必見だ。
公開待ち遠しい同作。公開に先駆け、D.O.に話をきいた。
――撮影初日のことを覚えていますか?
D.O.(EXO)「覚えています。初日に撮ったシーンはスオクとボムシルが中庭に座って、歌合戦に出場したいという話をするシーンでした。それがクランクインだったのですが、ソヒョンさんとは、まだぎこちなかったですね。
その時監督からソヒョンさんと手をつないでいなさいと言われ、撮影中はずっと手をつないでいました。
効果てきめんだったかと(笑)。そのシーンは仲良く明るいシーンではなく、お互いに少し恥ずかしさがあるシーンで、手をつないでいたのが役に立ちました」
――ボムシルと自分の似ているところ、違うところはどこですか?
D.O.「ボムシルは隣で見てて、とてももどかしい子です。僕との共通点で言うと、男らしいところは似ていますね。ボムシルの恥ずかしがり屋だったり、照れくさいところは似ていないと思います」