始めてから1週間。
夏だったのでマスクで顔を隠すにも暑く、人目が気になり、心の中で半泣きです(笑)。早くも限界か…という状況に陥りました。小鼻の周りのツブツブした角栓も、ついついとりたい欲求にかられて、指でいじってしまったり…

そして気分が逆戻り。
思わず今まで使っていた化粧水をつけてしまいました。すると、今まで感じたことのないような、ピリピリした刺激が…。これはきっと、肌が異物を感知している、拒否反応に違いない。そう思ったので、それからは化粧水も断ちました。

そして7カ月が経過。
この生活状態にかなり慣れました。
今ではスキンケア製品はまったく使っていませんが、週に1~2度だけ、化粧をします。ファンデーション代わりにフィニッシュパウダーを使い、ポイントメイクだけちょい足しします。
 

なんとなく未来に希望が持てる!

「それで結局、肌がキレイになるのか…?」

劇的にキレイになっていく、というわけではないと思います。急に肌のキメが細かくなる、ということもありません。毎日、顔をじっくり観察しているわけではないですし、顔のことは気にしないように(半ば放置)しているので、見た感じの変化はわかりません。

ただ、何もしなくても肌は乾燥しないし、ニキビもできないんだな、ということはわかりました。日中、皮脂で顔がテカテカになったりもしませんし、常にさらりと自然な心地です。とにかく触ったり、こすったりしないようにだけ、気をつけています。

人によって時間の差はあれ、何もつけなければ、何歳からでも肌のキメは再生するそうです。めざすは健康的な「肌のキメ」。スキンケアの煩悩から解放されて、1年後、数年後がちょっと楽しみに思える美容法っていいな…と感じる今日この頃です。

「つけない」という選択。快適ですよ。

 

【参考】『肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法』宇津木龍一/青春出版社

 

ライター/女子栄養大学 食生活指導士1級。学生時代からさまざまな体調不良に悩まされたこともあり、健康的な生活習慣について学び始める。現在は専門家を中心に取材活動を行い、おもに食、健康、美容、子育てをテーマにした記事を発信。乗りもの好きな1男の母でもある。