世界のディズニーパークの年間パスポートの種類はどうなってるの?
まずは、カリフォルニア州アナハイムの「ディズニーランド・リゾート」の年間パスポートから見ていきましょう。
プレミアムは除外日なし、デラックスは除外日あり(50日間)となっています。除外日とは、パスポートが利用できない日のことです。
ディズニーランド・リゾートには2つのテーマパークがありますが、プレミアム・デラックスともに同じ日に2つのパークへ入園することができます。
プレミアムとデラックスで若干の違いはありますが、ショップやレストランの割引などのサービスを受けることができます。
加えて、プレミアムは駐車料金が無料に。更新する場合は通常価格よりも安く買うことができます。
次に、フロリダ州オーランドの「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」はどうでしょうか。
ディズニーランド・リゾートとは違って、プレミアム・通常ともに除外日はありません。
ウォルト・ディズニー・ワールドには、4つのテーマパークがありますが、プレミアム・通常ともに、同じ日に4つのパークへ入園することができます。
プレミアムと通常で若干の違いはありますが、ショップやレストランの割引などのサービスを受けることができます。
駐車料金はプレミアム・通常ともに無料。プレミアムの場合、2つのウォーターパークなどにも入園することができます。更新する場合は通常価格よりも安く買うことができます。
実は、カリフォルニアにある2つのテーマパーク、フロリダにある4つのテーマパークと、2つのウォーターパークなどに1年間自由に入園できるという、まさに夢のような年間パスポートもあります。
その名前は「ディズニー・プレミア・パスポート」です。
価格は3歳以上共通で1,029ドル(税別)となっています。ちょっと敷居が高いですが、共通パスとしては決して高くない値段だと思います。
当然、除外日はありません。駐車料金の無料サービス、ショップ・レストラン・ホテル宿泊料金などの割引サービスを受けることができます。
このパスポートは、ウェブで購入することはできず、パークの窓口などで直接購入する必要があります。
では、フランスの「ディズニーランド・パリ」はどうでしょうか。
ドリーム以外は除外日があります。ファンタジーは45日間、フランシリアンは85日間となっています。
3つのパスに共通しているのは、ショップやレストラン、ホテルの宿泊料金の割引サービスです。
ファンタジーとドリームはそれに加えて、駐車料金無料などのサービスを受けることができます。
最後に「香港ディズニーランド」はどうでしょうか。
プラチナ以外は、すべて除外日が設定されています。
香港の年間パスポートの大きな特徴は、なんといっても「ファストパス」。
通常は規定の時間まで、1人1枚までしか発行することはできません。しかし、ゴールドは最大2枚まで、プラチナは最大3枚まで、同時にファストパスを発行することができます。
香港の年間パスポートのもう一つの特徴は、年齢区分で料金が分かれていることです。これは東京も同じですね。
大人以外にも、学生(12歳~25歳)、子供(3歳~11歳)、シニア(65歳以上)の区分があります。今回は大人料金のみ比べました。
ランクによって変わりますが、ショーの優先入場、レストランやショップの割引、駐車料金の無料サービス、誕生日サービス、さらにはホテルの宿泊料金やホテル内レストランの割引サービスまで受けることができます。
プラチナにいたっては、最大6枚まで10%引きでパスポートが買えたり、専用のホットラインで問い合わせをしたりすることもできるのです。まさに至れり尽くせりですね。