2015年1月29日、東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは、東京ディズニーランド(TDL)・東京ディズニーシー(TDS)のパークチケット値上げを発表しました。
1日アトラクション乗り放題のチケット「1デーパスポート」の場合、大人一人500円値上げで、6,900円となります。 この値上げは今年4月1日から実施される予定です。
7,000円近くまで値上げされることになった、東京ディズニーリゾート。
かなり高くなった印象がありますが、実はこれでも、海外にあるほかのディズニーパークと比べると、東京ディズニーリゾートが世界一安いのです。
1デーパスポート:その差は歴然。マジック・キングダムは東京の2倍近い!!
表は、東京ディズニーリゾートの1デーパスポートの2015年4月1日からの新料金(大人)と、ほかのディズニーパークのチケット料金(大人)を比べたものです。
これを見ると、東京ディズニーリゾートが世界一安いのが、すぐに分かると思います。
最近の円相場が円安になっている影響もありますが、それでもウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダムが、大人一人12,000円以上しているのと比べると、かなり安くなっています。
マジックキングダムの場合は、ファンタジーランドの再開発が終わったばかりですので、ほかのテーマパークと値段に違いをつけていると思われます。
パリの場合は、チケットの制度がちょっと複雑になっています。
今回は、年間を通じて使える「Billet SUPER MAGIC」の価格を使いましたが、通常チケットにはもう2つ、使えない日があるチケット「Billet MINI」「Billet MAGIC」があります。
Billet MINIは45ユーロ、Billet MAGICは55ユーロになっています。最近は円安・ユーロ高なので、パリのほうがちょっと割高ですが、東京とだいぶ近いですね。
マルチデーパスポート:香港を除けば、東京が最安
「1デーパスポートが安いのは分かったけど、複数日有効のマルチデーパスポートは、東京のほうが割高じゃないの?」
と感じている方もいるかもしれません。それでは、マルチデーパスポートの値段を比べてみましょう。
表を見ると、香港ディズニーランドの2デーパスポートは、東京ディズニーリゾートと比べると安いのが分かります。それ以外は、東京ディズニーリゾートのほうが安くなっているのです。
ちなみに、表中にある「パークホッパー」とは、この追加料金を払うと同じ日にパークを行き来することができる、というオプションのことです。
東京ディズニーリゾートの場合は、1日券・2日券で2つのパーク(東京ディズニーランド・東京ディズニーシー)を行き来することはできません。
3日間以上有効なチケットの場合でも、1日目・2日目は事前にパークを指定する必要があります(ディズニーホテル宿泊者向けの「マルチデーパスポート・スペシャル」は除く)。
しかし、海外のパークの場合、1パークしかない香港以外では、この「パークホッパー」をオプションとしてつけると、1日目からパークを行き来することができるのです。