韓国の俳優チュウォンが1月24日、東京・豊洲PITで単独ライブを行った。
自身のキャリアをミュージカル俳優としてスタートしたチュウォン。この日のライブは、ミュージカル『ジギルとハイド』の印象的なナンバー『今、この瞬間』でスタート。ステージの両サイドにはミュージカルさながら歌詞の翻訳が掲示されるシステムも用意され、ジギルがその決意を高らかに歌い上げるという曲の内容がより力強く伝わった。
「アニョンハセヨ。お元気ですか? 久しぶりに日本に来ました。今日は司会者もいません。僕が進めて、歌って、好きなようにやります!」と、チュウォンは客席に語りかける。バラエティ番組などで見せる天真爛漫なイメージそのまま、自由な雰囲気でライブは進んでいった。
事前にファンクラブを通じて募集した「私の好きな○○」「思い出の曲」「夢」についてのファンのエピソードを、チュウォンが紹介していく様子はまるでラジオ番組の公開収録のよう。「子どもの頃、歌手になるのが夢だった」「好きなことをやりたくて大学を中退したのに就職活動がうまくいかない」といったエピソードを読み上げながら、差出人とコミュニケーションをとっていく。
ファンからの「会いたい人は?」という質問に、「祖父に会いたいです。祖父は礼儀など人として基本的なことを教えてくれました。祖父が危篤の時にお見舞いに行って僕はたくさん泣いてしまいました。祖父はそんな僕を見ながら亡くなりました。待っていてくれたんですね」と切なくて素敵な話で答えた。
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