むしろママがゆったり!
実際、赤ちゃん木育ひろばでは、親子はどんな風に過ごしているのでしょうか?
担当者「赤ちゃん木育ひろばでは、保護者の方も一緒におもちゃの動きや感触を楽しむ姿が多くみられます。
また、お尻を床に付けてどっしりと遊ぶ姿も多くみられ、2時間程度たっぷりと遊んで行かれます。
お父さんは、当館のおもちゃ学芸員(ボランティアスタッフ)におもちゃの紹介を受けては、我が子の興味や成長に合ったおもちゃを探したり、お母さんは、子どもの関心のおもむくままに寄り添ったりしています。
そしてみなさん共通しているのは、赤ちゃんよりむしろ保護者の方がゆったりと遊びを楽しんでいらっしゃることです。保護者がゆったりとすることが、赤ちゃんに“安心の場”だと感じさせ、情緒を落ち着かせ質の高い遊びにつながるのでしょう」
赤ちゃん木育ひろばは、子どもの感性を高めることが期待できる上に、この忙しく慌ただしく過ぎる日常に、ほっと一息、ゆったりとした時間を提供してくれそうです。そんな貴重な時間を過ごしに出かけてみるのもいいかもしれませんね。
東京おもちゃ美術館には、今回ご紹介した赤ちゃん向けの場だけでなく、年齢が上がるにつれて楽しめる「おもちゃのもり」「おもちゃのまちきいろ」「おもちゃのまちあか」などの場もあります。
ぜひ木の恵みと遊びの楽しさを感じに出かけてみてはいかがでしょうか。
【取材協力】東京おもちゃ美術館
木の温もりを五感で感じられる「おもちゃのもり」や、0~2歳までの赤ちゃんと保護者専用の「赤ちゃん木育ひろば」などで、世代を越えて楽しむことができる、おもちゃと遊びの体験型ミュージアム。
2018年10月13日、14日には「東京おもちゃまつり」を開催。おもちゃの販売・ワークショップなど100以上のブースを楽しめる。