~月面を舞台にしたスマート倉庫を題材として~

株式会社キャンパスクリエイト(東京都調布市)、Industry Alpha株式会社(東京都板橋区)Academimic合同会社(東京都渋谷区)は、アートを活用したビジョン視覚化プロジェクト「run_future()」のポリシーの元、Industry Alpha株式会社のビジョンをテーマとしたアートコンテンツ「run_future(warehouse)」を公開しました。run_future()は、挑戦者たちが先端技術を通じて描く未来像を、構文として定義・ビジュアライズすることにより、社会や業界への共感・対話を促進することを目指すものです。



PDFデータ:
https://www.campuscreate.com/next5g/wp-content/uploads/2026/03/rgb_run_futurewarehouse.pdf

(作品名) run_future(warehouse)
run_future() は未来を起動する構文をコンセプトに、企業・研究・技術の思想を視覚化するプロジェクトです。プログラミング言語における関数記法を用いたネーミングが示すように、単なるビジョンの可視化にとどまらず、技術によって展開される未来の世界観を表現することを目指しています。
第三弾となる今回は、工場・倉庫のスマート化を支援するソリューションを提供するスタートアップであるIndustry Alpha株式会社のビジョンをテーマとしたアート作品「run_future(warehouse)」を制作。

本作品は、月面に構築されたスマート物流拠点を舞台に、Industry Alpha社のKageroやアームと連携したAMRなどが自律的に協調しながら倉庫業務を遂行する光景を描画。FMSによって統合制御されたロボットたちが、人の手を離れてなお互いに呼応し、ひとつの生態系のように機能し続ける。そんな未来の倉庫オペレーションを壮大なスケールで表現しています。コケゴウ氏の精緻な筆致とメカニカルデザインへの深い造詣により、月面の過酷な環境下でも黙々と稼働するロボットたちの姿に、技術がもたらす未来への"わくわく感"が宿る作品です。

コケゴウ
京都府出身。約7年間、アニメーターとして数々のTV作品、劇場作品に携わる。現在はフリーのイラストレーターとして活躍。アニメ制作の経験を活かした、物語を感じさせるような一枚絵を得意とする。学生の頃から宇宙を舞台としたロボットアニメを好んで鑑賞。そのため創作において、「メカ」「ロボット」「宇宙」などの知識がいかんなく発揮されている。



コメント:
人類にとっての「ベースライン」とは、生涯を通じて地球の重力と環境の中で生きるという前提である。それは、地球に誕生した生命として、文化的・生物的に共有されてきた、揺るぎない基準点だ。いわゆるベースラインジャンプ――たとえば地球からわずか約36万キロ離れた月で生き、活動するという行為は、一見小さな跳躍に見えても、人の想定をはるかに超える致命的な危険を内包している。
月面には大気がなく、強烈な太陽放射が直接降り注ぐ。
重力は地球の6分の1であり、それは身体構造や生理機能そのものを変化させる要因となり得る。(月に完全に適応し、骨や臓器までもが月面環境にチューニングされた存在を、果たして人間と呼べるのか――それはまた別の問いだ。)
AIが操縦するロボットは、人類が直面するこのベースラインジャンプの危険を肩代わりしてくれる、一つの有効な手段である。
「地球出身」から「太陽系第三惑星系出身」へと人類が進化するために、彼ら――AIロボットたちが重ねる試行と努力を、ここで垣間見てみよう。

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run_future()とは
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run_future() は、未来を“実行する構文”として設計された、企業・研究・技術の思想を視覚化するプロジェクトです。先端技術が社会を変えていく過程を、“どのような思いで未来が起動するのか”という視点から読み解き、命令文として表現します。
run_future(ship)、run_future(warehouse)、run_future(window)──
各構文は、挑戦者のテクノロジーが持つ意志や世界観を象徴し、展示やWebコンテンツを通じて“未来を入力できるOS”のような体験へと昇華されます。
これは、構文によって未来とつながる体験を設計し、思想と構造の両側面から未来の可視化を試みることで、アートの枠を超えた社会実装の支援を目指しています。
※プロジェクトのコンセプトは下記をご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000317.000031052.html
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run_future(warehouse)は、Industry Alpha株式会社(工場・倉庫のスマート化を支援するソリューションを提供するスタートアップ)の取組をテーマに、同社が目指す社会実装やその思想を、Academimicがrun_future()構文に則りアートとしてクリエイターと共に表現しました。

宇宙やメカへの深い知見を持ち、物語性のある一枚絵を得意とするイラストレーター・コケゴウ氏を起用。アニメーターとしての経験に裏打ちされた精緻な描写力によって、月面という極限環境の中で自律ロボットたちが協調して稼働するスマート倉庫の風景をリアリティと壮大さを兼ね備えた形で描き出しています。「ロボットが自律的に物流を担う月面拠点」という未来のビジョンを、技術思想の延長線上に可視化し、イラストとFMS技術の世界観が交差するかたちで表現しています。

なお、キャンパスクリエイトは東京都「次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業(Tokyo NEXT 5G Boosters Project ※1)」の令和5年度採択の開発プロモーターとして、Industry Alpha株式会社をはじめとしたスタートアップに対し、次世代通信技術を活用した製品・サービスの開発・事業化を促進するプロジェクトを進めています。(令和5~7年度)

(関係者コメント)
【株式会社キャンパスクリエイト】
様々なロボットや機器を協調制御させて倉庫業務を自動化・効率化する技術水準は相当に高まっています。Industry Alpha様のAMRとFMSはその基幹技術そのものであり、月面という過酷条件での動作を表現することで技術インパクトを示しています。仮にこの場面を表現しようとすると月面通信技術も必要となりますが、月と地球間で通信を行うという先導研究も日本では進められています。次世代通信技術に関する関心を持つきっかけになれば嬉しいです。なお、倉庫DXを推進するために「倉庫DXナビ」というWebサイトを公開するとともに、Forbesにて当社とIndustry Alpha様に対する取材記事が掲載されています。ご関心をお持ちいただいた方はぜひ閲覧ください。
倉庫DXナビ:https://www.campuscreate.com/warehouse-dx/
Forbes記事【
CLO(物流統括管理者)が牽引する倉庫DX――年間125時間の荷待ち・荷役時間削減へ】:
https://forbesjapan.com/articles/detail/91034

【Industry Alpha株式会社】
弊社のビジョンはこれまで言葉として表現してきましたが、アートという形で視覚化していただいたことは、私たち自身にとっても新鮮な驚きでした。
Industry Alphaは、スマート倉庫という事業の実用性・経済合理性を追求するだけでなく、「感動を生む」ということにもこだわっています。AMRやFMSが生み出すスマートさと、月面という壮大な舞台との掛け算によって、未来を想像したときのわくわく感を見事に表現していただきました。
このわくわく感こそが、私たちが事業に挑み続ける原動力です。作品を通じて、ロボットや自律システムが織りなす未来の可能性を、より多くの方に感じていただけることを願っています。

【Academimic合同会社】
Industry Alpha様のスマート倉庫技術を題材に、「月面の物流拠点」という未来像を描きました。未来のKagero、アームと連携したAMR。それぞれが自律し互いに呼応しながら動く姿をコケゴウさんの精緻な筆致で一枚の風景に落とし込んでいます。目指したのはロボットたちが人の手を離れてなお、ひとつの生態系のように倉庫を起点に何かを築き続けている光景。作品を通して自律する機械たちが織りなす未来のワクワクを感じていただけたら幸いです。

◾株式会社キャンパスクリエイト



キャンパスクリエイトは、「お客様の課題解決をオープンイノベーションで実践する広域TLO」をスローガンに、国立大学法人電気通信大学TLOとして経済産業省・文部科学省の承認・認定TLOを受けるとともに、企業様の技術ニーズに対して解決可能な大学研究者を全国から探索する、あるいは大学の技術シーズに対して活用可能な企業様を探索しマッチングする産学官連携マッチング業務を実施しています。また、企業様のオープンイノベーション支援として、企業様が関心を持っている技術分野において活用可能な大学の技術シーズを調査し、報告・ディスカッションを行いながら新規事業のテーマを固めていくコンサルティング業務などを行っています。

会社名:株式会社キャンパスクリエイト
代表者:代表取締役 高橋めぐみ
本社所在地:東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学内
設立:1999年9月
事業内容:技術移転マネジメント事業、ソリューション事業、産業振興事業 等
URL:https://www.campuscreate.com/

◾Industry Alpha株式会社



Industry Alpha株式会社は工場・倉庫のスマート化のパートナーとして様々なソリューションを開発・導入するスタートアップです。
磁気テープ等のガイドを必要としない低床型のAMRや庫内全体を管理するFMSをはじめとしたシステムをハードウェア・ソフトウェア両面ですべて日本産として独自設計・自社開発し、大手製造・物流企業から高い評価を受けています。
Industry Alphaは先端技術を実用化し、スマート工場・スマート倉庫を実現することで、日本の製造・物流業に貢献します。

会社名:Industry Alpha株式会社
代表者:代表取締役 渡辺 琢実
本社所在地:東京都板橋区小豆沢2丁目30番2号
開発拠点所在地:愛知県名古屋市守山区桜坂四丁目201番地 クリエイション・コア名古屋107号室/110号室
主要製品:自律走行ロボット(AMR)、FMS、WCS、周辺ソフトウェア、その他自動化ソリューション
Webサイト:https://www.industryalpha.net/

◾Academimic合同会社



研究とポップカルチャーの融合を掲げるクリエイティブレーベル。論文や学術的知見に触れて生まれた感動や構造を、小説・音楽・映像・イラストへと変換。思想を表現言語と捉え、社会実装に寄与するアウトプットを数多く手がけている。
代表事例:内閣府SFプロトタイピングPJ「Neu World」、論文を街頭アート化した「ロンブンアートストリート」、渋谷区立宮下公園全域の展示「Academimic Museum」など。
受賞歴:NOVUS Future Design Award 2023 最優秀賞、MAU SOCIAL IMPACT AWARD グランプリ、DIG SHIBUYA 2024連携PJ選出ほか
URL:https://academimic.com/

■※1「次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業(Tokyo NEXT 5G Boosters Project)』とは
東京都では、都内スタートアップ企業が、都心部から郊外・山間部、離島を持つ東京というフィールドを活かしながら、世界で通用する競争力を磨き、5Gをはじめとした次世代通信技術を活用した新たなビジネスやイノベーションを創出し、都民のQOL(Quality of life)向上に寄与する有益なサービスを創出するとともに、各スタートアップ企業の企業価値向上を目指しています。
本事業は、東京都と協働して支援を行う事業者を開発プロモーターとして募集・選定し、スタートアップ企業に対し多角的な支援を行います。開発プロモーターは、3ヶ年度にわたり支援先スタートアップ企業等の開発・事業化を促進するため、連携事業者(通信事業者や実証フィールド提供者、研究機関、VC・金融機関等)と連携しながら、資金的、技術的な支援やマッチング支援等を行います。支援先スタートアップ企業は、開発プロモーター等の支援を受けながら、次世代通信技術等を活用した製品・サービスの開発及び事業上市を目指します。
▼詳細はこちらをご参照ください(本事業Webサイト):
https://next-5g-boosters.metro.tokyo.lg.jp/



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