――ツアーでも披露してますよね。ファンの反応はどうですか?

ユンホ「新曲なので、反応がうすいと思ったんだけど、いい歌詞だから聴き入ってくれてたみたいです。考えながら聴いてくれている姿が見えて、いい曲なんだと確信しました」

チャンミン「集中して聴いてくださる方々の姿を見ているとうれしいですね。ステージの画面で、サクラの花びらが舞い落ちる映像が出てすごくキレイなんです。この曲のイメージをここまで表現してくれるなんて! サムさんに感謝してます」

――この曲で伝えたいメッセージはどんなことですか?

チャンミン「リリース時期は春で、いろんなお別れと新たな出会いの時期です。不安や心配、寂しさもあるかもしれないけど、新たなスタートラインに立っているっていうワケじゃないですか。いつも、僕たち東方神起が傍に、隣にいたいけどできないから、離れていても、何があっても、この曲で“心で繋がっているから大丈夫だよ、心配いらないよ”って。今までみたいに、変わらずに歩いて行きましょう、って伝えたいですね」

ユンホ「チャンミンと同じになるけど(笑)、みんなそうだと思うけど、不安を抱えていると思うんです。いろんな方々が、それぞれの状況の方にあてはめて聴いてほしい曲です。もっと寂しくなっちゃう方もいると思うんですが(笑)、そんな方にも“希望ソング”を伝えたいです。
それから、僕はもう20代を卒業だから、いろんな気持ちがありますね。むかしは情熱で頑張ってきたけど、これからは新しいプランが頭の中にあります。個人的にはアーティストは続けたいんだけど、“自分のキャラ”を卒業したいな。周囲からは、温かくて真面目なところがあるって言われるけど、素直になりたいなぁと。こんな告白も素直でしょ?(ニッコリ) そうだ、チャンミン、自分の人生で卒業したいことある?」

チャンミン「えー、卒業したくないんですけど……(笑)。あえていえば、皿洗いと掃除を卒業したいです」

――食器洗い機を買えば?

チャンミン「置く場所がないですよぉ……」

――そっか(苦笑)。ミュージックビデオについて聞きますね。サクラの木やレトロな電車が特徴的ですが、ふたりにとって印象に残っていることは?

ユンホ「ミュージックビデオのために、本物のサクラの木を持ってきたのが印象に残っていますね。電車はセットなんだけど。バックはCGなんです。だから、現場の背景はさびしくて。正直、『どうなるんだろう?』って心配してたけど、いい感じで仕上がってびっくり」

チャンミン「サクラの木をみて、今年の春にも、静かにこっそりひとりで目黒川で散歩したいと思いました」

――ビールを飲みながら?

チャンミン「いいじゃないですか~(笑)」