今年4月に日本デビュー10周年を迎える東方神起。10年前、不安と期待を胸に日本の地を踏んだ彼らは大きな夢を口にした。「日本でドームツアーをしたい」。その夢は、すでに2年前に達成。今は、2月6日の福岡・ヤフオクドームを皮切りに、2度目となる5大ドームツアーを敢行中だ。そして、25日には、10周年を記念した新シングル『サクラミチ』をリリースした。10年という華々しい節目を、歩んできた道を、自らサクラで飾り祝福するように。そして、未来(さき)へ続く道に、また新たな一歩を踏み出すように。
――2月25日に、10周年記念シングル『サクラミチ』をリリースしましたね。この曲を初めて聴いたとき、どう感じましたか?
ユンホ「温かい“希望ソング”だなって。2月、3月は出会いと別れの季節で、進学や卒業、就職なんかがあって、歌詞がいろいろなことにぴったりだと思いました。曲調も、最初から静かな印象で、東方神起は派手な曲が多いので、逆にこういった新しい曲がほしかったので、いい時期ですね」
チャンミン「メロディがすごくキレイ。そして、歌詞の内容が温かいなと感じました。この歌詞には、感情を込めやすそうだと直感しました」
――春らしい優しい印象ですが、力強さも感じますよね。
チャンミン「サビが終わって、歌詞じゃないけど、『WOWWOW~』ってコーラスの部分が、自分の頭の中では、春のサクラが咲く、強さもある温かいイメージで歌いました。かなり春にぴったりですよ!」
――どんな光景をイメージしたんですか?
チャンミン「自分が目黒川をひとりで散歩しながらビールをのみたいな、と思ったことを思い出しました」(サムズアップ)
ユンホ「僕は、“20代を卒業”するイメージで歌いました。だから、僕にとっても意味のある曲なんですよ。さっきチャンミンが言った、『WOWWOW~』の部分の解釈が僕はちょっと違います。自分を“癒す”イメージかな。チャンミンと僕は、別の解釈をしてますね」