――2度目の5大ドームツアーを敢行中ですが、手ごたえは?

ユンホ「セットリストがこれまでの中で一番いいと思っています。実質3時間20分くらいある公演なんだけど、あっという間に過ぎちゃうくらい」

チャンミン「僕もセットリストがすごく気に入ってます。会場は、アリーナやホールに比べてとても広いですよね。ふたりの歌声を聴かせたいと思っているけど、音響の環境的に、伝えるのが難しいです。聴きづらいかもしれないけど、出来る限りふたりの感情を込めて、素直な歌声を届けたいって、今までのライブの中で一番伝えたいと思いながら歌っています」

――こだわったところや意識したところはありますか?

ユンホ「東方神起のツアーは、みんなが楽しめるっていうのが魅力だと思っているんだけど、今回は、楽しさはもちろん、感動をあげたいって、欲張ってます。アルバム収録曲『With Love』を歌っているときに、泣いているファンも見えるんです。僕もグッときますね。最後の歌詞『ここでおやすみ』って歌うと、僕はなかなか泣かないタイプなんだけど、温かいなぁって思ってグッときますね。このツアーで感動を受け取って、みんなが自分の人生をちゃんと生きていってくれたら、本当にうれしいなぁ」

チャンミン「ライブを“自分のもの”にしたいです。ただ、テンションをアゲアゲっていうことではなくて、バラードの音程、リズムのひとつひとつをちゃんと伝えたい。歌い流したり適当にやるんじゃなくて、気持ちを込めて、ライブを楽しみたいです。何かがあっても楽しむことを意識しています」

――これまでの公演での印象的なエピソードはりますか?

ユンホ「初日の福岡公演は僕の誕生日でした。ステージ上で、ファンやスタッフの皆さんが誕生日のケーキでお祝いしてくれました。でも、スタッフさんは、裏では、ずっと『おめでとう』って言ってくれなかったんです。もちろん、チャンミンからもひと言もなくて。みんな固くて、いつもはリハーサルで、『おめでとう』ってサプライズをしてくれるに、今回はそれもなくてもなくて、すごく寂しかったんです。誕生日を迎える(深夜)0時に、自分の部屋でひとりでラーメンを食べてたのでよけいに寂しかった(笑)。だけど、全部、本番のステージでサプライズをしてくれるためだった。逆にうれしかったです! チャンミンが僕の顔にケーキをぬってくれたけど(笑)、鼻は禁止で避けてくれました」

チャンミン「いやー、思いっ切りぬりたかったけど、次の曲があったから遠慮しました」

ユンホ「それは感じたよ、ありがとう!(笑)」

チャンミン「ホントはボロボロしたかったのに……悔しいです(笑)」