「三つ子の魂百まで」という言葉もありますが、なんとなく「3歳」ってひとつの区切りでもあり、ぐっと成長を感じる場面も多いですよね。女の子であれば、子どもの成長を祝う「七五三」の行事もあります。
また劇的に言葉が増える時期ですが、よくしゃべるわりに、まだ言い間違えていたり言葉がつたなくて笑えてしまったり、おしゃべりでほっこりするのも3歳児には特に多いのではないかと思います。
そこで、周囲の3歳児を育てるママに「3歳児あるある」を調査してみました!
1.言い間違いがまだまだかわいすぎ!
2歳ごろからしゃべりだした我が家の3歳男児もすっかり口達者になってきましたが、まだまだあるのが言い間違い。『勇気100%』という歌の歌詞に「(僕たちが)持てる輝き」という部分があるんですが、「ホテルかがやき」と言い張っています(笑)。しかも、「かがやき」も新幹線の「かがやき」だと思っているようで……。
こんなふうにちょこちょこ言い間違えては家族をなごませてくれるのが3歳児。
「『〇〇できる』を『〇〇しれる』と言うのが直らない。『やわらかい』は絶対に『やらわかい』と言う。逆に難しくない?(笑)」
「うちの子は『がんばれー』を『ばんがれー』、『扇風機』を『フウセンキ』って言う。数を数えるときに、いち、に、さん、し……はいいんだけど、いっこ、にこ、さんこ、って数えると4が『シッコ』になる(笑)」
どこのおうちでも、まだまだかわいい言い間違いが多発しているようです! 年齢を重ねるごとになくなっていくこの言い間違い、まだ残っているうちに動画を撮るorメモを取って、採集しておくのがオススメです!
2.絶対にこうしたい! 謎のこだわりを発揮
イヤイヤ期は過ぎたものの、ちょっとした反抗期を迎えるのも3歳児。自分なりのルールやこだわりがあって、絶対に譲らない「我」が強く出てきます。
「やり方が違うよって教えても『これでいいの!』とかたくなに自分のやり方にこだわる」
「明らかに後ろ前逆なのに、左右にポケットあるズボンを『こっちのほうがはきやすいし!』と言って特定のものだけ毎回逆にはく」
「服にこだわりがあるから自分で選んでるんだけど、とにかく組み合わせが変! 合わないからやめなよ、って言っても上花柄、下も花柄とか。ちょっと前はボーダー×ボーダーで囚人だったり、ワンピースにさらにフリフリのスカートをはいたりするからもう……」
「幼稚園に行き始めて、お友だちの使っていたきかんしゃトーマスのエジソン箸に興味津々! それまで握ろうともしなかったのに、欲しがったので買ってあげると、朝昼晩とそれを使いたいと主張。カレーもトーマス箸で食べます……」
さまざまな場面で強固なこだわりを発揮する3歳児。付き合うママ&パパは大変です!
3.もう赤ちゃんじゃない!
3歳といえば、幼稚園に入園するタイミング。すでに保育園に通っている子も含め、社会を学び、「お兄さん・お姉さん」としての自覚が芽生え始めます。実際に弟や妹が産まれて兄・姉となっている子もいます。
「3歳になったら『もうバブちゃんじゃないからねー』と言っていろいろと兄さんぶってた気がする。自分より小さな子を見て“まだまだだなぁ”感を出してきたり、『あ、〇〇ちゃんまだそれ食べられないから』と言って近所の小さい子にお菓子あげるの阻止したり。音が鳴るだけのおもちゃも『バブちゃんのだから、それ』とまったく興味示さなくなった」
「毎日『大きくなった?』と体重をはかりたがる」
「『ぼくがやる!』『ぼくだってできるよ!』と同い年の子と何かと張り合う」
と、負けず嫌いな一面が強く出てくる子も。
とにかく、本人はすっかりお兄さん・お姉さん気取りで妙に大人ぶったりしているんですが、まだ3歳で本人が思っているよりずっと子ども、というギャップも親からするとたまらなくかわいいですよね。
ちなみに我が家の3歳はたまに「赤ちゃんお兄さん」と言い出し、都合のいいときだけお兄さんになったり、赤ちゃんになったりします……。揺れ動く3歳児!