――日本でK-Cultureフェスティバルの広報をするなんて、日本人にして韓国芸能界で活躍するKangNamさんにピッタリの役割ですよね。今や韓国バラエティ界のライジング・スターですから!
KangNam「この前のインタビューでは、“ヒマだ~!”って話をしてたのにね(笑)。今は睡眠時間が長くても4時間くらいで、この6か月休みなく働いてます。最近は街を歩いてても気付いてくれる人が多くて、“KangNam見てると元気になるよ”って言われるとうれしいし、僕も元気になりますね」
――そんなに忙しいと、何もできないですね。
KangNam「楽しみは、自分の出た番組を観ること。しかも、自分が出てるところしか観ない。で、自分を観て笑っちゃうの。それが唯一の和みです(笑)」
――今回、「KCON 2015 Japan」広報大使として久々に帰国されましたが、「日本に帰ってきた!」と実感するのは、どんな時ですか。
KangNam「(漫画雑誌の)ジャンプをスグ買えること! つまり、コンビニですね。コンビニで雑誌とマンガと弁当を買う。これが日本の醍醐味です。新商品もいっぱいあって、何を買っていいのか迷うのが、小さな幸せ。あとは、サイゼリアかな。ミラノ風ドリアとペペロンチーノは、僕の青春の味ですから(笑)」
――KangNamさん自身も日本から韓国へ渡ってカルチャーの違いを感じていると思いますが、日本と韓国の芸能界の違いはどんなところだと思いますか。
KangNam「日本の芸能界もあんまり知らないからなぁ(笑)。でも、日本はテレビの音楽番組に出るまでが大変だし、出たらイッキに認知度が上がったりするじゃないですか。韓国は日本と違って音楽番組はいっぱいあるけど、テレビに出てからがスタート。そこから勝ち抜いていかなきゃならない。とにかく歌手がたくさんいますから」
――バラエティ番組ではYBのユン・ドヒョンさんや、チャン・ギハさん、薔薇旅館のユク・ジュンワンさんなどバンドマンとも共演されていますが、バンド業界に日韓の違いを感じることはありますか。
KangNam「アーティストの世界観は一人ひとり違うけど、ノリは一緒ですよ、どこの国でも。特にユン・ドヒョンさんは日本でバンドをやってるときから知ってる先輩で。人生についていろいろ教えてくれるし、優しい人です。昨年末にはYBのステージで共演させてもらったりしたし、僕のことを気にかけてくれる、頼れる人です」
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