この季節、保育園入園承諾通知が届き、ほっとしているパパママも多いと思います。健康診断や面談もすませ、たくさんの準備物を揃えているパパママも多いと思いでしょう。

保育園の入園は、子どもと触れ合う時間が減ってしまうさみしさもありますが、子どもが社交性を身につけ、親以外のノウハウや視点から教育を受けるチャンスでもあります。

わが家は昨年の4月に保育園入園しましたが、あっという間に離乳食に慣れて食器を使いこなすようになったり、親が教えていない仕草を見せ始めるたび保育園という「もうひとつの社会」に触れる意義が大きいなあと感じています。親は教えていないのに、自分でひょいひょいミカンの皮を向いて食べ始める姿なんてびっくりですよ。

しかし、保育園デビューは入園する子どもの心配だけではありません。もうひとつの問題、「妻の復職」ともセットです。

こういう時期に男性は「今までどおり」ではいけません。保育園デビューと妻の復職前後に夫ができることを少し考えてみます。
 

保育園通園についてできることを話し合う

保育園に通うようになれば育児が楽になる、というのは半分正解で半分間違いです。確かに日中は育児をお願いすることができますが、そのほとんどの時間は仕事をするわけですし、その間に体力回復したり家事をやっておけばいい、というわけにはいかないからです。

また、保育園に連れて行く「前の作業」、保育園に連れて行く「通園」、保育園から連れ帰る「お迎え」、洗濯などの保育園「後の作業」などは復職した妻に100%押しつけるべきではありません(そうすれば、100%妻はぶっ倒れます)。

今までは妻が育休でしたから男性も仕事に集中して妻にお願いしていたかもしれません。しかし復職後はそうはいきません。しっかり話し合って育児シェアを考え直すべきです。

男性が担当しやすいのは「朝の通園」と「夜の洗濯」ではないでしょうか。週に何度か「お迎え」も担当できればなお理想的です。

通勤時間の関係で通園が無理という場合も「子どもを起こして、着替えさせて、簡単な朝ご飯を作って、食べさせる」を担当すれば妻はかなり助かるはずです。父親としても楽しい時間になるはずですよ。