それはもう、絶対そうですね。才加(※秋元才加ちゃん)と優子(※大島優子ちゃん)はそうです。

例えば、お仕事で嫌なことがあったとき、その場面では嫌な顔はできませんよね。“その瞬間に思った感情”って、どこにもぶつけられないじゃないですか? 

でも、そういうときって、心は痛くなっちゃうけど、泣くこともできない。“どうしよう…”と思ったとき、誰に最初に伝えるかと言ったら、その2人なんです。

“ネットやアプリって、怖いな”と思うこともあります。だけど、ありがたいと思うときもあって、“今、つらい”“泣きそう”っていう感情を、3人でやっているLINEにひと言入れるんです。そうすると2人が、バァーーッっと返信をくれて、

「どうした?」

「今晩、あいてるから家においで」

って、返信や電話をしてくれるんです。2人との関係の“軸”は、本当に太いと思います。

ーー3人は今、それぞれ違うお仕事をされていますよね。異なる現場で得た刺激を与え合って、“支え”となるだけでなく、“お互いを磨き合っている”部分も、あるのではないですか?

そうです。今も昔も変わらずに、むしろどんどん関係が深くなっているのは、ただ仲が良くて、支えてもらっているからだけじゃないんです。

私だったら才加と優子に、優子だったら才加と佐江に、才加だったら佐江と優子に。自分じゃない2人対して、“刺激を与えてあげられるように、仕事を頑張ろう”っていう気持ちが、絶対3人にあるんです。

例えば、うれしい報告があるときも、この3人で一番に共有し合います。“2人にも、刺激をもらいたいし、与えたい。だからこのお仕事を頑張ろう”って思うんです。

2人はすでに、アイドル(AKB48)を卒業しています。でも、私がSKE48に行って新たな場所で活動することが、2人にとって“何か違う刺激になればいいな”って。そういう意味で、頑張れたところもあるんです。

こんな気持ちが、私の中で今、”柱”になっています。“2人のために”というのも、すごくあります。

2人が今の佐江を見て、“刺激をもらえるような自分でいたい”って思う。だから、“自分がくさっちゃ駄目なんだ”って、思うんです。

ーー連絡はよく取り合うんですか?

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