[107回]SKE48兼任1年。宮澤佐江を支えてきた大切な"メンバー"と、刺激し合う"心友"の存在

 

AKB48にいるときから、すごく感じてました。うん、でも…、やっぱり“SNH48がきっかけ”ということもあったかもしれないですね。

それまでは、同期で同じチームKだけでやってきて、“見えていたものを、支えていく”っていう感じだったと思うんです。

でも、私が2人と違うチームに行くことによって、一緒にいる時間も、以前のようではなくなって。

それによって、私は、客観的に2人を見て、「今、こういうふうに見えてるよ」って、言うことができるようになりました。そして、2人には、

“佐江が倒れそうになったときに、支えてあげようね”

っていう、2人の中の“絆”も生まれていると思うんです。だから、タイミングは、SNH48がきっかけかな、って思いますね。

ーー前回、“心を開いて関係を作る”というお話をしましたね。心の開き具合をあえて数字にするなら、才加ちゃんと優子ちゃんの前では、何パーセントくらい心を開いてますか?

2人といると、自分が子ども過ぎて、逆に話に付いて行けなくて、こんなにしゃべらない（笑）。あははははは。大人の会話で、難しい言葉が出て来過ぎるんです。

ご飯のときも、2人がしゃべって、私はただひたすら食べてる。「モグモグモグ…、ウン? ウンウン」って。たまに発言すると、2人に「ハァ??? 何? その発言??」みたいに言われたりして（笑）

ーー大人と、子どもみたいな関係?

子どもっていうか、赤ちゃん。赤ちゃんっていう感じですね。

ーー（笑）。それにしても、佐江ちゃんのお話を聞いていると、“切磋琢磨（せっさたくま）”という言葉が浮かんできます。

私、すごく好きです!! “切磋琢磨”っていう言葉。

ーー“仲間や友だち同士、励まし合って、磨き合って、お互いに成長していこう”という意味で、日常会話にもよく使われる四字熟語ですよね。切磋琢磨は、中国で一番古い詩集の一節が元になった言葉なんですよ。