4 いつも予定がいっぱい

恋人のいないアラサー・アラフォー世代の女性の中には、“充実した楽しい毎日”気分を味わおうと習い事や趣味でスケジュール帳をいっぱいに埋めてしまう人も少なくないでしょう。それに、そういった女性は、予定をこなすために仕事を切り上げるので、周囲に自分のスケジュールを公言しているようなものです。そして、「彼氏がいる」「男に興味が無い」なんて勝手な憶測を呼んでしまいがちです。

さらに、そんな女性は、急な合コンや飲み会等があっても「彼女はいつも忙しいから……」と周囲が気を遣ってお話が回ってきません。これでは、出会いのチャンスを自ら逃しているようなものです。でも、いつも誘われるのを待って“予定なし”では、ときを無駄に費やし年齢だけを無駄に重ねる結果となるでしょう。

しかし、充実した毎日を過ごすために予定をたくさん入れているのが駄目なのではなく、予定がいっぱいであることを公言するのが駄目なのです。それに、自分磨きは隠れてした方が効果的です。“プライベイトが不明”なんて女性のも魅力的です。予定はあっても「彼氏募集中」をひそかに公言しておきましょう。ガードは適度にソフトな方がご縁は舞い込んで来やすいですよ。

5 プライドが高すぎて弱音を吐けない

身近な友達に勇気を出して弱音を吐いてみましょう。周囲はあなたが思っている以上に優しいものです。自分一人で抱えているよりも気持ちが軽くなるだけでなく、周囲の見る目も変わり、柔らかい印象になれるでしょう。気持の鎧は脱ぎ棄てるのです。

また、20代女子と対抗するのは諦めましょう。アラサー・アラフォー世代は、自分の中で目標ハードルを上げて頑張っているのがかっこいいのです。

そこを怠りなく頑張っていたら、20代女子と張り合うのを止め、開き直っていたとしても、お肌や身体が対抗して勝手に主張してくれます。それに若さには勝てないことを認めてしまった方がハードルは低くなり、お茶目なかわいらしさも溢れます。その雰囲気は周囲を和まし、若者女子の仲間入りもできちゃいます。

若者に人気のあるアラサー・アラフォー世代は、出会いの機会も周囲が自然と気遣ってくれますので、本人がその気になれば出会いのチャンスだって倍増します。20代若者男性が立候補してくれることだってあるのです。

結局、良縁は他人が持ち込んできてくれるものです。自分の常識に凝り固まることは視野を狭めることにつながってしまいますので、自分の意見は心に留めておいて、他人の意見も素直に考慮に入れてみることをお勧めします。

また、新たな出会いのチャンスがあった時は、初対面で悪いところを探すのではなく、その人の長所を探して、その長所が素敵なら、100の弱点があってもとりあえず辛抱してみましょう。長所が本当に素敵なら、弱点さえも長所に見えてくるかもしれません。実をいうと、相手の欠点も許せる愛が幸せを呼ぶのです。

【参考】
「女のしあわせ」がなくなる日(ももせいずみ著 主婦の友社)
結婚の才能(小倉千加子著 朝日文庫)
イクメン大学

心理カウンセラー・インテリアコーディネーター・社労士・旧司法試験合格といった多彩な資格を持ち、これらの資格と経験を活かして社労士事務所を経営していましたが、夫の転勤を機に事務所を廃業しました。現在は、資格を活かしたライターのお仕事を細々とさせて頂き、心理学系・医療系を中心としたコラムを書き始めて5年目を迎えています。