料理で野菜を使用する前、軽く水で流し洗いをする人が多いのではないでしょうか。日本では、農薬問題や虫等を懸念して、野菜を洗う人が多くいます。

しかし、全ての野菜を洗えばいいというわけではありません。野菜の中には洗う必要がないものもあります。

実は洗わない方が良い、なんて野菜も!?

今回は、洗うべき野菜、そうではない野菜について紹介します。

野菜は洗うべき?洗わなくてもいい?

野菜は、基本的には調理に使用する前に洗うことをおすすめします。その理由としては、日本が農薬大国であることが挙げられます。

その他にも、土や虫が付着している恐れや、流通過程において多くの人に触られていること、ほこり等を被っている恐れがあるためです。

しっかり洗ったほうがいい野菜について

ブロッコリー、カリフラワー、セロリ、トマト、ほうれん草、ピーマン、パプリカ、じゃがいも、キュウリ、レタス、いちご等は、しっかり洗いましょう。

上記の中でも特に、ブロッコリー、カリフラワーは、房になっていたり、でこぼこの形状をしていたりするため、ボウル等に水をはり、その中でしっかり洗ってください。

他の野菜も、栽培している間に殺虫剤等を使用することがあるので、農薬が残りやすいため丁寧に洗うことをおすすめします。

できるだけ丁寧に洗ったほうがいい野菜について

かぼちゃ、さつまいも、長芋、里芋、白菜、なす、もやし、ごぼう、れんこん、大根、ねぎ、小松菜、たけのこ等は丁寧に洗いましょう。

上記の野菜は、比較的残留農薬が少ないとされています。

特にごぼうは、栄養豊富な食材のため、表面に付着した土や泥をおとし、かるくこすりながら丁寧に洗うのがおすすめです。

土壌中は食中毒菌がいるため、土はしっかり落としましょう。

もやしは個包装で出荷した時点では清潔な状態ですが、販売している間に菌が繁殖している可能性があるため、使用前に洗うようにしてくださいね。