[109回]"卒業"や"SNH48"への思いさえも変えた。宮澤佐江「同級生からの刺激」＆「あのときの視野の狭さを知ったこと」

本当にそう! 気持ちだけで思い出すんじゃなくて、あのときの自分を、上から見下ろしながら、客観的に考えられるようになれたと思います。

当時はいろいろなことがあって、クリアできなかった。でも、そこを超えて今やっと、“できなかった分の一段を踏めたな”って、思うんです。

ーー地球ゴージャスさんや、SKE48という“外の世界”や、“違う環境”を知ったからこそ、ですね。

すごく、そう思いますね。

SNH48に関しては、最近すごくメンバーに会いたい。“数カ月でこんなに変わる?”っていうくらい、本当に皆かわいくなったと思います。“意識が変わってきたんだな”っていう、“きれいさ”を感じます。

メンバーが皆、実家暮らしだったら、“プライベートどんなことしてるのかな”とか、“家族や友だちに思われてるからこそ、お仕事頑張れてるんだろうな”って、きれいになった秘訣を考えると思うんです。

だけど、皆、寮生活で、スタッフさんとどういうコミュニケーションをとって、どんなものを食べてとかも知ってます。でも、その中できれいになれているってことは、やっぱりファンの方の力なんだなって。

“本当に、ファンの人に感謝してね” この気持ちを伝えたいなってすごく思います。
初期の頃の気持ちや、感謝の気持ちは、2、3年経つと一瞬忘れちゃうから。

でも、それは仕方のないこと。だから、ずっと一緒にはいないけど、初期を知っている私とまりやんぬ（※AKB48チームK、SNH48チームSII兼任 鈴木まりや）が今言える言葉が、彼女たちの心に響くんじゃないかなって思ってます。

日本のグループだったら、AKB48だけじゃなくて、SNH48、NMB48、HKT48、新しくできるNGT48とか。視野を広げることもできると思うんです。

でも、JKT48やSNH48は姉妹グループであっても、”視野の広さ”の意味が違う面もあると思うんですよね。うーん。。。

ーーもどかしい面もありますね。

そうなんです。なかなか会えないし、話せない分、次に会ったときに、こういう話ができたらいいなって、すごく感じてます。一期生には同期生としてすごく会いたい。