婚活女性が、理想の相手と出会えない理由とは?
左部:「男性にときめかない心になっている」と言えば、分かりやすいでしょうか?
理想の相手像に当てはまる男性からアプローチされているにもかかわらず、女の勘が鈍っていると気づかないんです。これでは、出会いもつかめませんし、ましてや恋愛さえできません。
――確かに、ごもっともです。
左部:たとえば、結婚相談所はお見合い率100%です。このように多くの男性に出会えるのですが、男性にときめく心がないと「もっといい人がいるのではないか」と上へ上へと望むことにより、ずっと結婚が決まらない状態に陥る人が何人もおられるんです。
恋愛の感度が下がっていると、常に男性を品定めしてしまい、「もっといい人がいるのでは?」とお相手を決めることができなくなるのです。婚活をする女性が最も陥りやすく、一番の危険な状態と言っていいかもしれません。
――恋愛ができないなら、結婚ができなくて当然ですよね。
左部:そうならないためにも、「女の勘」を磨いておきましょう。
女性は恋愛モードに入ると、
・毎日が楽しい
・笑顔が増えた
・素直でいられる
この3つができるようになります。
普段からこの3つを意識して生活してみてください。すると、感受性といいますか、いろんなことに対して敏感になります。すると、男性からのアプローチにも、自身の恋心にも、気づきやすくなるんですよ。
――「相手や自分の気持ちに気づけるようになる」というのは、出会いにおいても、結婚においても重要ですね。日常生活でも役に立ちそうです。
左部:元々女性は交際が始まると、結婚までを一直線に考える性質です。また、とことん惚れこむと彼に尽くし、彼氏への依存度が高まる傾向にあります。「生まれながらに受け身」が女性の性質ですから、好きな感情が高まればそれに従っていくのが女性の心理と言えるでしょう。
――理想の相手像を具体化する、ときめく心を持つ。なんだか出会える気はしてきました。ただ結婚まで持っていくまでは、まだまだ大変そうです。
左部:理想の相手と思える方と出会えたら、
・一緒にいて居心地が良いか?
・お互いに信頼しあい関係の構築ができるか?
・人柄が良くて、安定した収入があるか?
この点をポイントにお相手を見極めていけば、付き合ってから失敗する確率を下げることにつながります。「付き合ってから結婚を判断する」のではなく、「交際は結婚への最後の確認」くらいの気持ちがいいかもしれませんね。
――その「相手を見極める」というのが、難しそうで・・・。
左部:確かに自分だけでは難しいかもしれません。その時は、私のような結婚カウンセラーに相談するというのも手です。友達などに相談すると、偏ったアドバイスになってしまう可能性もあります。
結婚カウンセラーであれば、冷静に、第3者としてアドバイスをし、決断の手助けをするので、結婚できる可能性も上がるでしょう。
――「運命の相手と出会いたい」「結婚したい」と本気で考えているのであれば、専門家である左部さんのような結婚カウンセラーの手を借りるのも1つの手と知っておくだけでも、不安が少し解消されるような気がします。
左部:もちろん、私たちカウンセラーの力だけでは結婚できません。本人がまず先ほど申し上げた「理想の相手像を固める」「ときめく心を持つ」、この2つをやっていただくことからがスタートになります。
また、少し硬いお話しですが、少子化未婚化晩婚化の時代で、結婚が遅くなることによって子供の数も少なくなってきており、また未婚率も上昇し続けています。地域の活性化の為にも、社会的にも、結婚相談することは必要になってきていると思っております。
――もしかしたら、婚活でうまくいってない方は一度、結婚相談を受けてみてもいいかもしれませんね。
左部:相談されるだけでも、結婚するためにどうしたらいいかが明確に見えてくるはずです。1人で頑張って悩みすぎても、間違った方法をしていては結婚、理想の相手との出会いを、遠ざけることになりかねませんから。このインタビューを通して、少しでも多くの方が理想の相手と出会えるのを、願っております。
「男性にときめく心」がないために、出会えてない方がいるというのは、盲点でした。いろんな男性に出会っているからこそ、見極める目が磨かれるわけではないようです。また理想の相手に出会うこと、結婚することは、人生のゴールではありませんが、そこに向かって、もっと具体的なイメージを持つことが、一番大切なことのようです。
早速、具体的な理想像を書き出し、ときめく心を取り戻すべく毎日を送ってみてください!あなたが理想の相手と出会えることを祈っています。