解決策
そんな時はまず共感しましょう。
「まだ遊んでいたいよね。楽しいよね。うん、わかる、わかるその気持ち(共感)。でも、遅くまで起きていたら、明日の朝起きられなくなり幼稚園に遅れてしまい、お友達と遊ぶ時間が少なくなっちゃうよ。もう寝る時間だから片付けよう」
「まだ出したままにしておきたいよね。帰ってからまた出すのは面倒くさいよね。うん、わかるわかるその気持ち(共感)。でも、このまま掃除機をかけたらおもちゃが壊れちゃうよ。だから一旦片づけてね」
食事編
©あべゆみこ
子どもが食べ物の好き嫌いをする理由は…
- 「お腹が空いていない」
- 「どうしても口に合わない」
など必ず理由があります。でも、好きな食べ物だけ食べていたら健康にも悪いですし、偏食が直りません。そんな時は「出されたものは残さず全部、食べなさい!」と一方的に押し付けるのではく、まずは共感することです。
「あんまり食べたくないよね。うんわかる、わかる。誰だって苦手なものあるから。ママもあるよ(共感)。レバーが大嫌いだけどこの間、ちょっとだけ食べたよ。○○ちゃんも頑張って一口だけは食べてみようね」
これだけで受けとる子どもの反応は変わってきます。なぜなら「ママは僕の気持ちをわかってくれた」と感じるからです。
店員がお客様の気持ちをまず汲み取るように、子育てでもクレーム対応の極意を真似しましょう。
“相手の気持ちに立ってまず言い分を聞いてやり、その上でこちらの言い分を伝える”。これを子育てにも応用してみませんか。
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