Cタイプは、片付けのみに集中することが難しいので、これまでは途中で挫折することが多かったはず。タイマーで時間を決めてゲーム感覚で片付けに取り組んだり、片付けた後の自分へのご褒美を用意するのが効果的だ。また、本などで理想のインテリアのイメージを膨らませてモチベーションをアップしてみるのもおススメ。片付けは基本的に苦手なので、収納グッズを買うなら、ざっくり片付けられるカゴがお勧め。

Dタイプは、理想が高すぎて、なかなかゴールにたどり着けない方が多い。このタイプはゴールまでの間に、細かいゴールをいくつも設定し、ハードルを低くして少しずつクリアしていこう。本来、収納グッズを先に買うのはタブーだが、好みの収納グッズを最初に揃えてモチベーションを高めるのも、このタイプにはおススメ。在庫管理が苦手なので、外から見えない部分は、全体を把握しやすい収納グッズを選ぼう。

4.まず、モノが多くてどうしようもない方は…

使っている・使っていない、好き・嫌いなど2択での選別は、迷いやすいのが人というもの。まず、

a 好き+使っている(重要)
b 好き+使っていない(宝物)
c 嫌い+使っている(道具)
d 嫌い+使っていない(ゴミ)
で分けてみよう。

現在混乱しているモノから、まず宝物とゴミを取り除くこと。宝物は、ショーケースなど、見に見える場所に置いておきましょう。ゴミと宝物を取り除き、日常使うものだけが残ると、生活はグッと楽になるのだ。

「ぴあ中部版」映画担当を経て上京、その後はテレビ情報誌、不動産雑誌・広告などの編集・ライターを務める。著書に『年収350万円でも家が買える』(2014年・彩図社刊)。また、映画監督としては、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで注目され、2002年「異形ノ恋」(出演・西川方啓、木下ほうか、寺田農)でデビュー。