ちなみにチョ・ヒョンギュンといえば、南北兵士の交流を描いた創作ミュージカル『女神様が見ている』で、心優しい韓国軍兵士ハン・ヨンボム役を演じた、その人だ。昨年9月に世田谷パブリックシアターで上演された来日公演を見たのがきっかけで、気になっている人も多いのでは? とは言え、そう頻繁に来韓が叶わない日本のファンにとっては、スクリーンを通してでも、お目当ての俳優が拝めるのは至極の機会だろう。
しかも映画館での上映とあって、手ごろな価格で鑑賞できるというのは、ありがたい限り。実際、「家族や友人を“お試し”で誘えたのは、通常の劇場公演の半額以下だから」という声もあったそう。『サリエル』上映会の成功をきっかけに、「生でも見たい!」という観客が増えれば、国境を越えたミュージカル人口の増加にも一役買うことになりそうで、実に期待が高まります。
「韓流ぴあ Presents K ミュージカルシネマ『サリエル』記録上映会」は、7月29日(水)・8月2日(日)に大阪・シネマート心斎橋、8月5日(水)・9日(日)に東京・シネマート新宿にて上映。
本物の韓国ミュージカルを映画館で体験しよう!
韓流ぴあ Presents K ミュージカルシネマ『サリエル』記録上映会(日本語字幕付き)
〈大阪〉シネマート心斎橋
2015年7月29日(水) 10時/12時15分
2015年8月2日(日) 10時
Pコード:554-308
〈東京〉シネマート新宿
2015年8月5日(水) 10時
2015年8月9日(日) 14時45分
Pコード:554-309
https://pia.jp/t/kmusical/(PC・モバイル共通)
主催:韓流ぴあ
問い合わせ:チケットぴあインフォメーション 0570-02-9111(10:00~18:00)
ミュージカル『サリエル』
1791年、オーストリア・ウィーン。天才音楽家モーツァルトの登場で深い苦悩の淵に陥る偉大な宮廷音楽家アントニオ・サリエルのドラマティックな生涯をテーマにした作品。サリエルを軸としながら、モーツァルト、謎の男ジェラスを加えた3人の数奇な物語を通して、人間の本質的な感情をリアルに描き出し、見ごたえ十分。特に、3人の愛憎が交錯するクライマックスは圧倒的な興奮と感動を呼び起こす! 初演は2014年7月。
HJ CULTURE
2011年に創立。創作ミュージカルの『シャーロック・ホームズ』をはじめ、『フィンセント・ファン・ゴッホ』、『サリエル』、『ファリネッリ』など、誰もが普遍的な感性で理解できる作品を制作。昨年、代表のハン・スンウォン氏は韓国公演プロデューサー協会の「2014今年のプロデューサー賞」を受賞。